芸能事務所でマネージャーとして働くのに『学歴』は関係ある?
芸能界に入ってみたいと憧れを抱いたことはありませんか?
一般の人が芸能界に入り芸能人と関わりをもつ方法として、芸能事務所のマネージャーになることが1つの選択肢として挙げられます。
しかし、マネージャーになりたいと思っていても、「実際に何を勉強すればいいのか」「マネージャーの大変さ」などは分からない方が多いはずです。
この記事では、芸能マネージャーの基礎知識から、芸能マネージャーになりたい人をサポートするサービスまでご紹介します。
芸能事務所のマネージャーになるには学歴が必要?
芸能事務所のマネージャーになりたい人の中には、学生の方もいれば社会人として会社で働いている方もいるでしょう。
社会では学歴が重視されるケースが多いため、「マネージャーを目指す上でも学歴が問われるのではないか?」と考えがちです。高学歴が好ましいのか、芸能事務所ならではの専門学校に通うことが好ましいのかなど、知識不足では判断しかねるでしょう。
そこで、ここでは、芸能マネージャーになるためには学歴が重要なのか、どのような学校が好ましいのかを解説します。
学歴は関係ないことが多い!
芸能プロダクションとっても、大手から中小規模までさまざまです。ただし、大手プロダクションはごく一部で、ほとんどの事務所は中小規模と言って良いでしょう。大手プロダクションと中小規模の事務所では学歴が重要か否かは異なります。
まず、大手プロダクションでは一般的に学歴を問われ、大卒を採用するケースがみられます。ただし、学歴が全てというわけではなく、気配りができることやコミュニケーション能力があるなど人柄も重視されます。
中小規模の事務所では一般的に学歴不問であることが多いです。芸能界では関係者と適切な関係を築く必要があるため、大卒でコミュニケーション能力が低い人材よりも、高卒でも自分の意見を主張できることや気遣いができる人材を採用する傾向にあります。
そのため、特に中小規模の事務所では、履歴書の学歴の欄を見ることなく本人の人柄だけで判断する場合が多いです。
専門学校に通うとマネージャー職の勉強ができる
初めての業界に入ると、知識不足や経験不足によるトラブルが発生することが想定できます。
実践的な知識を身に着けてから芸能界に足を踏み入れたいという方は、まずは芸能マネージャーを目指せる専門学校に通うことをおすすめします。
芸能学科やアートスタッフ科などが設置されている専門学校では、芸能マネージャーとして最低限必要なビジネスマナーやコミュニケーション学、マスコミ学、メディア学、業界用語など様々な知識を習得できます。
また、学校によってはプロダクションとの繋がりがあるため、就職先を斡旋してくれるでしょう。
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芸能事務所のマネージャーに必要な資格・スキル
芸能事務所の門を叩く前に、専門学校に行って専門的な知識を身に着けた方が、実際の現場で戸惑いが少ないでしょう。
しかし、既に大学に通っている方や社会人として働いている方は、専門学校に通うための資金や時間がないなど、ハードルが高く感じられるかもしれません。
そんな方に向けて、芸能事務所のマネージャーに求められるスキルなどをご紹介します。必要なスキルを身に着けておけば、就職後はOJTで専門的な知識やスキルを身につけることができるでしょう。
芸能事務所のマネージャーに必要な資格
芸能マネージャーになるためには、特別な資格を取得する必要があるのではないかと考える人もいるかもしれません。国家資格や民間資格で、必ず取得しなければならない資格はありませんが、普通自動車運転免許証の取得は必須です。
マネージャーの仕事には、営業などの他にも担当芸能人を送迎するという仕事もあります。そのため、運転免許は就職活動の前に必ず取得しておきましょう。ペーパードライバーの方は、教習を受けるなどして公道を走れるようにしましょう。
芸能事務所のマネージャーに必要なスキル
運転免許以外の特別な資格は必要ないということで、案外、簡単になれるのではないかと思った人もいるのではないでしょうか。
しかし、資格取得のハードルは低くても求められる能力のハードルは高いと言えます。ここからは、マネージャーとして必要なスキルについて解説します。ご自身が芸能マネージャーに向いているかどうかの基準になるでしょう。
コミュニケーション能力
芸能マネージャーの仕事をする上で必要なのがコミュニケーション能力です。芸能マネージャーには、意思疎通ができることだけでなく場にあった対応ができるなどの、臨機応変な対応が求められます。
芸能マネージャーの仕事として、以下のような例が挙げられます。
・担当芸能人の精神的なサポート
・仕事を取りに行くなどの営業活動
・関係者への交渉や受けられない仕事を断る
・担当芸能人に代わり謝罪に行く
担当する芸能人と信頼関係を築くことや、本人を守ることも必要といえます。また、芸能関係者の中では、マネージャーの評価が担当する芸能人の仕事に直結する場合もあるため、責任ある言動が必要です。
体力
芸能界といえば華やかなイメージを持ちますが、自分が担当する芸能人の人数や知名度の高さなどにより過酷な仕事になるでしょう。
早朝からの仕事もあれば深夜の仕事もあり、さらに土日祝日の出勤や残業などもあるため不規則な生活が続きます。
ベテランマネージャーの中には、プライベートを犠牲にして目まぐるしい日々を送る方もいるため、まさに体力勝負の仕事といえるでしょう。
スケジュール管理能力
芸能マネージャーは、担当芸能人の仕事のスケジュールと自分の仕事のスケジュールを別々に管理する必要があります。もちろん、担当する芸能人が増えれば、その分管理するスケジュールが増えることになります。
スケジュールには以下のような項目が含まれます。
【担当芸能人のスケジュールの一例】
・移動
・メイクなどの準備
・リハーサル
・出演
・撮影
・休息
【マネージャーのスケジュールの一例】
・送迎
・営業
・電話対応
・買い出し
・控室の掃除
芸能マネージャーは、仕事だけでなく担当芸能人の体調やプラーベートの時間を考慮して、スケジュールを調整しなければなりません。
スケジュール管理ができていないと、出演時間に間に合わない、担当芸能人が体調を崩すなどの問題が起こり得ます。
また、マネージャー自身は、現場の同行や電話対応などを同時進行する場合もあるため、瞬時に優先順位を決めて確実にこなしていく対応力も試されるでしょう。
探求心
芸能マネージャーの目標として、担当芸能人と共に成功することが挙げられます。担当する芸能人を売り込むことで、より多くの仕事を得て本人の知名度を上げることができます。
しかし、担当する芸能人がどのような人なのか、本人が本当にやりたいことは何か、周囲が芸能人自身に求めていることは何かなど、全体像を把握しなくては芸能関係者に売り込むことはできません。
マネージャーは、担当芸能人のイメージ作りや本人が売れるための戦略を練るなどして、本人の魅力を最大限に引き出す必要があります。そのためには、疑問点や解決すべき課題にとことん向き合い追求する力が求められます。
芸能事務所のマネージャーの仕事のやりがい
芸能マネージャーには、高い能力が求められることが分かり、断念しようと考えた方もいるでしょう。
華やかな芸能界で芸能人と二人三脚で歩むのはとても魅力的ですが、担当芸能人の顔になることの責任やハードスケジュールなどの負担に耐えられるのかと、一歩が踏み出せないかもしれません。
しかし、マネージャーという立場は、決して辛いことばかりではありません。多忙な中にも喜びや誇りを感じることができます。ここからは、芸能マネージャーの仕事のやりがいについてご紹介します。
担当芸能人の成長を身近で感じられる
新人マネージャーが、いきなり大物芸能人のマネージャーを任されることはまずないでしょう。
はじめは、まだ売れていない芸能人を担当したり新人発掘のためのスカウトをしたりします。芸能マネージャーは、本人が売れない間も愚痴を聞いたりアドバイスをしたりしながら、ブレイクするための方法を共に考えます。
徐々に仕事が増え、思わぬ仕事が舞い込むことで一気に知名度が上がると、これまでしてきた努力が実を結ぶ実感を持つことができるでしょう。その時は、育ての親としての喜びと誇りを感じることができます。
華やかな世界で多くの人に出会える
担当芸能人の仕事の幅が広がると、テレビ・CM・映画などに出演する機会が増えるでしょう。
テレビに出演すると、大御所芸能人・各界の著名人・人気モデルなど、今までテレビや雑誌でしか見ることができなかった芸能人達に会うことができます。
もちろん、仕事として会うことになりますが、憧れの芸能人に会えたら「頑張ってきて良かった」と感じることができるでしょう。共演をきっかけに関係者に顔を覚えられることで次の仕事に繋がり、刺激的な日々を送ることができるでしょう。
担当芸能人に頼ってもらえる
芸能人として多くの仕事をこなすようになると、担当芸能人のプラーベートの時間が減る、バッシングを受ける、トラブルが起こるなどさまざまな変化があります。
そんな時に、担当する芸能人が相談する相手は信頼を寄せているマネージャーです。
芸能マネージャーは、担当芸能人をリードする立場なので、ネガティブな面だけでなく、本人の仕事の評価や今後の活躍の場についてなどのポジティブな面についていても、まずはマネージャーの意見を求めるでしょう。
浮き沈みの激しい芸能界で、努力した末の感謝の言葉は何よりの励みになります。
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知識の習得だけではない、内定や転職後の姿も見据えた実践的な支援を目指しています。
芸能事務所のマネージャーで大変なこと
華やかな芸能界で働くと、達成感や感動を味わえることが分かりました。やはり芸能界で働きたいと思った方もいるのではないでしょうか。
しかしながら、どのような仕事にも良い面もあれば悪い面もあります。芸能マネージャーの仕事も、感動や華やかさだけでなく、仕事を続けていく上で負担になることもあるでしょう。
そのネガティブな側面を踏まえたとしても、「それでもマネージャーになりたい」という意志があれば、大変なことでも適応できるかもしれません。ここからは、芸能マネージャーで大変なことについてご紹介します。
競争が厳しい
芸能界への憧れから、芸能マネージャーになることを希望する人は数多くいます。
1つの求人に対しての募集人数は、大手プロダクションで10名程度、中小規模の芸能事務所で1名~2名の採用が一般的です。前述で、「採用では一般的に学歴よりも人柄を見る」ということをご紹介しました。
基本的には人柄重視ですが、最近はPCを使った事務作業やWebを使用して芸能人の知名度を上げる活動を行うため、PCスキルやWebスキルが問われるケースも見られます。
確かに高倍率の採用ですが、採用後に途中で挫折する人も多いため中途採用の数は比較的多いです。
不規則な生活が続く
前述の「芸能事務所のマネージャーに必要な資格・スキル」で、不規則な生活が続くため芸能マネージャーには体力が必要だということをご紹介しました。
マネージャーのスケジュールは、担当する芸能人の仕事内容などにより異なりますが、深夜から早朝まで幅広く対応しなければなりません。芸能マネージャーとして生活の一例を上げてみましょう。
マネージャーは、担当芸能人の仕事に合わせて自分のスケジュールを調整します。基本的に週休2日ですが、必ずしも休みが取れるわけではありません。
また、土日祝日に必ず休みがとれるとは限らないため、会社通勤している友人と予定が合わず、プラーベートが充実しないこともしばしばあります。海外での仕事がある場合は、ロングフライトや時差ボケに耐えながら仕事をこなさなければなりません。
新人マネージャーは、この不規則な生活に順応できるかが問われます。
芸能事務所のマネージャーについてもっと知りたいなら
芸能界は、誰もが一度は憧れる華やかな世界です。
芸能界は非現実的で、その世界に足を踏み入れなければ体験できないことで溢れています。芸能人のマネージャーになるには、狭き門を突破しなければならず、採用されても不規則な生活に過酷なスケジュールなどハードルが高いです。
しかし、担当芸能人が成長する喜びやテレビの中の世界に入ったような感動を味わえるため、芸能マネージャーを続けている人は「この仕事を選んで良かった」と思えるのです。
たとえ、大変な仕事であっても、華やかで感動的なエンターテイメントに参加して、世の中に影響を与えたいと決意する人はいるでしょう。そんな人にオススメのサービスがあります。
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