インバウンドの集客方法8選!訪日外国人観光客を増やす施策と注意点
「インバウンドの集客方法が知りたい!」
「訪日外国人観光客を増やすには?」
訪日外国人観光客の増加に伴い、インバウンド集客は多くの企業や店舗にとって見逃せないビジネスチャンスとなっています。うまく取り組めば、新たな顧客層を開拓でき、売上アップやブランド認知の拡大につながります。
しかし「どこから手をつければいいのか分からない」「外国語対応や文化の違いのハードルが高い」など、不安や悩みを感じる方も多いですよね。
そこで本記事では、インバウンド集客方法を詳しく解説します。集客するにあたっての注意点も紹介するので、参考にしてください。
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インバウンド(訪日外国人観光客)の実情

日本国内のインバウンドは増え続けている
日本政府観光局(JNTO)が公表している統計データによると、2024年は約3,687万人も外国人観光客が訪れました。新型コロナウイルスの感染拡大により、一時期は落ち込みましたが、その後は順調に増え続けています。
国土交通省の「観光の現状について」では、2030年の訪日外国人観光客6,000万人という政府目標が掲げられています。
この流れを踏まえると、インバウンド集客は今後のビジネス展開において、もはや欠かすことのできない重要な視点といえます。
インバウンドの主な情報収集源
| 主な情報収集源 | 割合 |
| SNS | 38.9% |
| 動画サイト | 38.1% |
| 個人のブログ | 24.9% |
| 自国の親族・知人 | 18.7% |
| 日本在住の親族・知人 | 14.1% |
| 旅行会社ホームページ | 12.3% |
| 日本政府観光局ホームページ | 12.0% |
| 宿泊施設ホームページ | 11.8% |
| 口コミサイト | 10.8% |
| 宿泊予約サイト | 10.3% |
国土交通省の「訪日外国人の消費動向 2024年 年次報告書」によると、訪日旅行者が出発前に役立ったと感じた情報源の上位は、SNS、動画サイト、個人ブログの順となっています。
SNSや動画サイトは、旅行前のきっかけをつくる入り口として機能しており、いわばデジタル時代の「観光パンフレット」のような存在です。
まずはこのデジタル接点を意識し、効果的に発信していくことが、インバウンド集客の第一歩といえるでしょう。
インバウンドの集客方法おすすめ8選

- SNSによる情報発信
- 動画サイトによる配信
- 海外OTAの活用
- 口コミ施策
- 自社サイトや看板の多言語対応
- MEO対策(Googleマップ対策)
- 無料Wi-Fiの設置
- キャッシュレス決済の導入
SNSによる情報発信
インバウンド集客を考えるうえで、いまやSNSでの情報発信は欠かせません。旅先を探す際、多くの外国人観光客がInstagramやTikTokなどを通じてリアルな口コミや体験をチェックしています。
写真や動画を通じて視覚的に「ここに行きたい!」と思ってもらえるかどうかが、集客の大きな分かれ目になります。

現地に来たお客様がSNSに投稿しやすくなるような工夫も効果的です。フォトスポットやハッシュタグの案内なども検討してみましょう。
インフルエンサーとのコラボ
最近では、影響力のあるインフルエンサーの投稿が、観光地や店舗の魅力を伝えるうえで非常に大きな力を発揮しています。
企業からの発信では届きにくい層にも、自然な形で情報が広まりやすく、第三者のリアルな体験として伝わることが最大の強みです。ターゲットに合った人選や演出で、ぜひ集客につなげましょう。
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動画サイトによる配信
SNSと並んで、外国人観光客が「行き先を決める前にチェックする」のがYouTubeなどの動画コンテンツです。写真やテキストでは伝えきれない空気感や臨場感をリアルに届けられるのが、動画ならではの魅力です。
例えば、スタッフが笑顔で対応している様子や、お店のおすすめメニューが運ばれてくる瞬間などを配信してみましょう。動画を通じて「ここに行ってみたい」という気持ちを直感的に引き出せます。

英語や中国語などの字幕を付ければ、言葉の壁もぐっと低くなり、海外ユーザーにも安心して見てもらえるはずです。
海外OTAの活用
| 例 | 特徴 | |
| 総合系 | Booking.com/agodaなど | 宿泊施設/航空券/レンタカー/アクティビティなど総合的に予約できる |
| アクティビティ系 | Viator/GetYourGuideなど | 現地体験や観光ツアーの予約に特化している |
| 民泊系 | Airbnbなど | 民泊の予約に特化している |
海外OTAとは「Online Travel Agency」の略で、インターネット上で宿泊施設や航空券などの予約を代行する旅行会社のことを指します。Booking.comやExpedia、Agodaなどが代表的なサービスとして有名です。
こうしたOTAに自社の宿泊施設やツアー情報を掲載することで、海外からの予約や問い合わせが入りやすくなり、インバウンド集客のきっかけになります。
特に日本国内ではまだ知名度の低い施設でも、OTAを通じて海外のユーザーに発見してもらえる可能性が広がるのが大きな魅力です。OTAにはいくつか種類があるため、自社のサービスや予算に合うものを見極めましょう。
口コミ施策
インバウンド集客では口コミ施策が有効です。例えば、Tripadvisorや、中国圏の方に人気の大衆点評(たいしゅうてんぴょう)などに店舗や施設の情報を登録しておくと、訪れた観光客が自然と口コミを残してくれます。
よい口コミが集まれば「評判が評判を呼ぶ」形で、新たな来訪者を呼び込むことも夢ではありません。実際に体験した人の声は、広告よりも強い説得力を持ち、信頼できる情報源になります。
もちろん、すべての口コミが好意的とは限りません。時には厳しい意見が寄せられることもありますが、真摯な姿勢で丁寧に返信をすることで、誠実な対応を評価してもらえる可能性があります。

口コミは双方向のコミュニケーションの場でもあるので、うまく活用することで信頼とファンを積み重ねていけます。
自社サイトや看板の多言語対応
公式サイトや店舗の看板、メニューなどが外国語でも読めるようになっているだけで、外国人観光客の利用のハードルはぐっと下がります。言葉が通じる安心感があると、入店や購入への心理的な壁がなくなるからです。
また、よく使うフレーズをマニュアル化しておき、従業員に共有するのもよいです。「いらっしゃいませ」のような基本的なやり取りでも、相手の母国語で伝えることができれば、それだけで印象は大きく変わります。
最近では、AI翻訳機や翻訳アプリも進化しており、言語の壁を乗り越えるツールとして心強い存在になっています。外国人スタッフや通訳を雇うよりもコストを抑えられるため、おすすめです。

他にもパンフレットやポスター、ショップカードなどを多言語対応させるとよいです。
MEO対策(Googleマップ対策)
- Googleビジネスプロフィールの登録
- オーナー確認(ハガキや電話、メールなど)
- キーワードの選定
- 情報や写真の追加
- 投稿機能の活用
- 口コミの管理と返信
MEOとは「Map Engine Optimization」の略で、日本語ではマップエンジン最適化と呼ばれています。
これは、Googleマップなどの地図アプリや検索エンジン上で自店舗を上位に表示させるための対策で、いまや飲食店や小売店にとっては欠かせない集客手段のひとつです。
地図で検索した際に上位に出てくるかどうかは、観光客や初めて訪れる人にとって大きな判断材料になります。Googleビジネスは無料で利用できるので登録しておきましょう。

MEO対策で注意したいのは口コミの扱いです。「口コミを書いたらドリンク1杯無料」といった、報酬を対価に投稿を促すような行為はGoogleのポリシーに違反します。あくまで自然な形で口コミを増やすことが重要です。
無料Wi-Fiの設置
訪日外国人観光客にとって、無料で使えるWi-Fiがあるかどうかは快適さや安心感に直結します。SNSでの発信や地図アプリの使用、翻訳アプリの活用など、旅行中の行動のほとんどはネット環境が必要だからです。
また、Wi-Fiに接続してもらうことで、施設や店舗の公式サイト、SNSアカウントへ自然に誘導できる仕組みを組み込むことも可能です。こうしたちょっとした工夫が、情報発信と集客の両面でプラスに働いてくれます。

特にカフェや飲食店、観光施設では、無料Wi-Fiが使えるだけで「また来たい」と思ってもらえる可能性が高まります。
キャッシュレス決済の導入
| 国名 | キャッシュレス決済比率 |
| 韓国 | 99.0% |
| 中国 | 83.5% |
| オーストラリア | 75.9% |
| シンガポール | 65.6% |
| 英国 | 64.2% |
| カナダ | 61.9% |
| 米国 | 56.4% |
| フランス | 51.2% |
| スウェーデン | 47.5% |
| 日本 | 36.0% |
一般社団法人キャッシュレス推進協議会の「キャッシュレスロードマップ2024」によれば、韓国のキャッシュレス決済比率は99.0%、中国でも83.5%と、日本の36.0%と比べて圧倒的に高い水準にあります。
こうした背景を持つ観光客が日本に来たとき、スムーズに支払いができる環境かどうかは、訪問先の印象を大きく左右するポイントです。
特に買い物や飲食など、日常的に利用するサービスでキャッシュレスに対応していれば「便利だった」と感じてもらえるきっかけになります。結果として、リピーターや新規集客につながりやすくなるでしょう。
インバウンドの集客で気をつけるべきポイント

- 多言語対応への理解
- 宗教・文化への配慮
- クレームやトラブル対応の準備
多言語対応への理解
翻訳ツールは便利な反面、使い方には注意が必要です。例えば自動翻訳に頼りすぎると、直訳が不自然になったり、意図しない失礼な表現になったりすることがあります。
だからこそ、正確さと自然さを求めるならプロの翻訳やネイティブによる監修を受けた表現を使うのが安心です。

言葉だけでなく、ジェスチャーや表情、声のトーンといった非言語の部分にも文化差があるため、相手の国の慣習に配慮することも大切です。
宗教・文化への配慮
インバウンド集客を進めるうえで、宗教や文化への配慮は欠かせません。中でも食文化の違いは大きく、宗教によっては豚肉や牛肉、アルコールの摂取が禁じられている場合があります。
こうした背景を理解しないまま接客をしてしまうと、相手に不快な思いをさせてしまうことにもつながりかねません。そのため、提供メニューに使われている食材や調味料について、わかりやすく表示することが大切です。
例えば、英語やそのほかの言語でメニューを用意したり、看板にピクトグラムを取り入れたりなどで、訪れた方が安心して選べる環境を整えましょう。
クレームやトラブル対応の準備
インバウンド対応では、どんなに気をつけていても、言葉の行き違いや文化の違いからトラブルやクレームが発生する可能性があります。そんな万が一に備えて、多言語対応のマニュアルをあらかじめ用意しておくと安心です。
例えば、よくある質問や対応フロー、謝罪の表現などをまとめておけば、スタッフが焦らずに落ち着いて対応できます。
相手の言語で誠実に対応することが信頼感につながり、その場をスムーズに収めるだけでなく、結果的にポジティブな印象を残すことにもつながります。準備しておいて損はありません。
インバウンドの集客まとめ
インバウンドの集客方法は多岐にわたります。紹介した施策を参考に、適した集客方法を見つけましょう。言語や文化の違いに配慮し、地道に積み重ねていけば集客につながるはずです。
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