IPコラボとは?企業におけるメリットやかかる費用まで徹底解説

企業とキャラクターによるIPコラボは、SNSでも定期的に話題に上ります。
購買効果にも寄与しやすい施策のため、検討している人も少なくないでしょう。この記事では、IPコラボの説明やメリット、実例などを紹介し、費用感もあわせて解説します。
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IPコラボとは

まず初めに、IPコラボの定義についてご紹介しておきましょう。 IP(intellectual property)とは、「知的財産」を意味しています。
元来、ゲームやアニメなどの業界用語であり、キャラクターなどの権利を指すことが多いです。
そうした業界のキャラクターと、企業がコラボすることを「IPコラボ」と呼びます。コラボ商品は常に世の中に溢れており、少なからず目にしているのではないでしょうか。
企業がIPコラボを実施するメリット
IPコラボとして伝わりやすいキャラクターを起用することで得られるメリットを解説します。
新規顧客への認知拡大
元々その商品に興味を持っていなかった人も、キャラクターとコラボしたことをきっかけにその商品を認知したり、中には購入まで至ることが意外と多いのではないでしょうか。
同じ種類の商品が並んでいる中でもコラボ商品は目を惹きやすく、そのインパクトによってついつい手にとってしまうというメリットがあります。
また、こうしたコラボ企画はそのキャラクターのファンの間でもSNSに投稿されやすく、時折話題になることがあるため、ただただ多くの顧客を店頭で引き付けるだけでなく、ファンを介して広く拡散されやすい傾向にあります。
ターゲット層に的確に届く
IPコラボとして起用するキャラクターなどのファン層が商品のターゲットとなる場合、そのファン層に直接的に届けることができます。
IPの場合、年代や性別に至るまでファン層の情報が明確になっていることが多いため、そこをしっかりと調査しておくことでダイレクトにリーチすることができ、効果的にキャンペーンを展開することが可能です。
ブランドイメージの改善
キャラクターが持っているイメージや話題性に便乗する形で、商品だけでなくその販売元である企業自体のイメージアップを図ることも可能です。
実在する芸能人やミュージシャンを起用した場合、稀にその人たちがネガティブな内容で炎上したりスキャンダルを起こしてしまうこともあります。
そうなるとブランドイメージに致命的なダメージを与えかねません。
それに比べてアニメキャラクターの場合は作者や関係者が問題を起こさない限りはスキャンダルになる可能性が低く、放映期間が終わったとしても根強いファンのおかげで長く安定した起用が可能です。
イメージの定着が図れる
キャラクターなど、すでにイメージが確立している状態でコラボすることで「〇〇とコラボしていた」というイメージが定着し、商品が自然と思い出される状態が作れます。
これにより、キャラクターを見るだけで思い出してもらえるようになり、コラボキャンペーンが終わった後でもしばらくの間は根強く浸透し続けることが可能になるのです。
収集欲を喚起してコンプリートさせることで売上を伸ばせる
そのキャラクターのファンやコレクターにとって、コラボ商品は貴重なキャラグッズとなります。
そのタイミングを逃すと手に入らないことが明確であるため、期間中に全てのデザインを集めておきたいという収集欲に働きかけることができるのです。
これにより、中身が同じでもデザインが異なる商品を展開することで、売上向上に一役買うことができます。
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実例|企業のIPコラボ

世間の誰もが知る話題作やキャラクターとのコラボの中から、実際に展開された例を紹介します。
飲料×アニメ
日本の歴代興行収入を塗り替えるほど大ヒットし、老若男女知らない人はいない国民的アニメ映画と大手飲料メーカーがコラボをして話題になりました。
実際発売から数週間で前年同月比の数倍まで売上を伸ばしたという結果も出ており、IPコラボとしては大成功であると言えるでしょう。
ファッション×各種キャラクター
日常的に身につけるものとして、ファッションが挙げられます。
服とキャラクターをコラボさせて販売したことで、定期的にSNSで話題になり、コアなファンが買うことでさらに人気が拡散するという連鎖により、自分で広告を打つ必要がないくらいに拡散された実績が話題になりました。
コスメ×人気キャラクター
キャラクターによってはアイドル的な人気を誇り、担当カラーなどが割り当てられていることもあります。
実際その色に元々興味がなかった人も「推しキャラ」の担当カラーを無意識に購入するという傾向にあり、それを生かして担当カラーの商品を展開し、さらにそのキャラクターの購入特典なども付属させるなどの施策によってさらなる新規顧客を流入させることも期待できます。
IPコラボに必要な費用感
複雑なコラボの費用体系ですが、簡単にいえばライセンスとギャランティのいう2種類があります。
この記事では、それぞれについて詳しくご説明していきましょう。
ライセンス料
そのキャラクターを使う場合に発生するライセンス料は、上代の5%〜10%ほどが一般的な相場と言われています。
通常コンテンツとコラボをする場合のライセンス料は、5%ほどの指定が多い傾向にあるようです。
ミニマムギャランティ
「最低保証額」という意味を持つミニマムギャランティは、簡単に言えば、最低使用料金として支払う金額のことです。
つまり、キャラクターを使用するために定められた最低条件のようなもので、そこから諸条件に合わせて追加料金を支払っていきます。
企業との商品コラボスケジュール

1.問い合せ
企画の内容、ターゲット、予算、露出期間や範囲などの案件概要を元に問い合わせをします。
2.競合空き状況確認
必要日数:1週間程度〜 ※作品により変動あり
競合他社との契約が入っていないかを確認します。
3.正式依頼可否確認
必要日数:1週間程度〜 ※作品により変動あり
競合状況に空きがあったIPの中から希望IPを選定し、企画書を提出の上、希望内容での実施可否及び金額を確認します。
4.正式発注
実施内容と金額を確認の上、発注となります。
5.制作
必要日数:1回の確認につき1週間程度〜 ※作品により変動あり
正式発注以降、作品の要素が使用されるすべての企画や制作物に対して監修を受けます。
6.ローンチ
必要日数:正式発注から3ヶ月程度〜 ※作品により変動あり
正式発注から約3ヶ月程度でローンチが可能です。
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企業との商品コラボを実施する際の注意点

IPコラボをする際に押さえておきたい注意点をご紹介します。
スケジュールには余裕を持つ
IPは基本的に「製作委員会方式」という運用形式を取っています。
「製作委員会方式」とは・・・・
アニメ・映画などの映像作品を作るための資金調達の際に、複数の企業に出資してもらう方式のこと。
製作委員会の構成は下図の通りです。
出版社・映画会社・広告代理店・ビデオ会社・レコード会社・玩具会社・地上波放送局など複数の会社で構成されています。
また、製作委員会のことを案件の依頼可否などを判断する組織の総称として、
「版権元」と呼ぶことが多いです。
構成から分かる通り、版権元には複数の会社が関与しているため、案件の依頼可否の確認を含め、全ての確認に非常に時間がかかります。
問い合わせから返答の回収までに最低でも1週間程度、作品によっては2〜3週間程度またはそれ以上かかる場合もあります。
その為、IPコラボの際はスケジュールに余裕をもって問い合わせをしましょう。
版権使用NGが出る場合もあり
IPの使用に関しては、原作者が最終決定権を持っているものもあり、その場合、作品の版権元が許可を出したとしても、作品の原作者が許可を出さなかった場合は使用ができません。
その為、あらかじめ複数候補を選定しておくなど万が一に備えておくことが重要です。
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