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インバウンドの意味と使い方は?メリットや対策についても徹底解説!

インバウンドとは
デジタルアスリート

インバウンドとは?
インバウンドのメリットは?

昨今ニュースやSNSなどでインバウンドという言葉を目にする機会が増えています。インバウンド需要に応えることで、飲食店やイベントの利益を最大化できます。

しかし、そもそも「インバウンドという言葉の意味を正確に理解していない」「どういう対策を立てるべきかわからない」という人も多いでしょう。

そこで本記事では、インバウンドという言葉の意味や使い方、インバウンド市場で成功するポイントについて解説しています。ぜひ参考にしてください。

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  • インバウンド(inbound)とは?

    インバウンドの意味

    • 1.帰りの、本国行きの、の意
    • 2.転じて、電話が外からかかってくること。問い合わせの。
    • 3.コンピューターネットワークや通信分野における、外から中へ、の意。
    • 4.《「インバウンドツーリズム」の略》外国人の訪日旅行。また、訪日旅行客。

    ※引用:goo辞書

    インバウンド(inbound)には上記のような意味があります。昨今ニュースなどで目にするインバウンドは、4のインバウンドツーリズムの意味です。

    レッド
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    「インバウンド」を使った言葉も複数存在します。以下では「インバウンド」を使った言葉の意味や例文について解説していきます。

    インバウンドの使い方と例文

    インバウンドの意味と使い方

    インバウンド客

    インバウンド客は、海外から日本へ来る外国人旅行者を指します。円安やコロナ禍の終息から、インバウンド客は近年増加傾向にあります。

    インバウンド客への対応は、観光施設や飲食店の大きな課題です。言語や文化の違い、利用客の増加に対するコストがかかりますが、消費の増加による利益も期待できます。

    インバウンド市場

    インバウンド市場とは、外国人旅行者の消費が期待される市場全体を指す言葉です。飲食や宿泊、お土産、医療など様々な領域が含まれます。

    外国人旅行者の増加に伴い、インバウンド市場も急速に拡大しており、近年企業からの注目度が高い市場です。

    インバウンド需要

    インバウンド需要とは、外国人旅行者による日本国内での需要のことです。利益を最大化するには、需要を把握して適切な供給を準備しましょう。

    また、インバウンド需要は国ごとの休暇シーズンに合わせて増減します。中国の春節にあたる1月下旬から2月中旬、アメリカの一般的な夏季休暇時期の6月下旬から9月上旬は特に需要が増えます。

    その他インバウンドという言葉の使われ方

    言葉意味
    インバウンド
    リンク
    他サイトから自サイトへのページリンク
    医療
    インバウンド
    外国人が日本の医療を受けに来日すること
    インバウンド
    マーケティング
    消費者にSNSなどで自主的に商品を広めてもらう戦略
    インバウンド
    コールセンター
    問い合わせや注文を受け付ける電話窓口

    インバウンドを使った言葉は多くあります。現在では、インバウンドツーリズムの意味で使われることが多く、外から内という意味で使う場合も稀にあるといった印象です。

    また、インバウンドの対義語として「アウトバウンド」という言葉もあります。アウトバンドはインバウンドの逆で、内から外にという意味の言葉です。

    レッド
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    ここまでは、インバウンドという言葉の意味について解説してきました。ここからは、昨今最も多く使われている訪日観光客の意味でのインバウンドについて詳しく解説していきます。

    インバウンドのメリット

    • 観光客による消費増加
    • 周辺地域の活性化

    観光客による消費増加

    インバウンドの最大のメリットは、観光客による消費増加です。海外旅行者は富裕層が高く、昨今の円安の影響も合わせて、日本人よりも1度の買い物や食事での多額の消費が期待できます

    特に海外と日本の物価差による影響は大きく、日本人向けの料金より高い料金設定であっても旅行者は気にせず購入します。

    訪日観光客の推移

    訪日観光客数
    2024年1月2,688,478人
    2024年2月2,788,224人
    2024年3月3,081,781人
    2024年4月3,043,003人
    2024年5月3,040,294人
    2024年6月3,140,642人
    2024年7月3,292,602人
    2024年8月2,933,381人
    2024年9月2,872,487人
    2024年10月3,312,193人
    2024年11月3,187,175人
    2024年12月3,489,800人
    2025年1月3,781,200人

    ※引用:日本政府観光局資料

    インバウンド客は増加傾向にあります。時期により多少増減しますが、ほぼ右肩上がりに増加しています。

    2025年1月には単月過去最高記録を大幅に更新し、2024年1月に比べて100万人以上増えています。2025年も引き続きインバウンド客の増加が見込まれ、伴って消費も増加していくと思われます。

    周辺地域の活性化

    海外からの観光客が来ると、目的地周辺で食事や宿泊などの消費が増え、地域の活性化にもつながります。地域活性化によって、雇用や企業からの投資が増えるといった効果も期待できます。

    一方で、観光客の増加により地域住民の生活に影響が出るオーバーツーリズムの問題への対処も必要です。

    外国人利用者が増えすぎたり価格が高くなりすぎると、日本人の利用者が離れ、何かのきっかけでインバウンド需要が減った際に消費が戻らなくなるリスクがあります。

    インバウンド市場で成功するポイント

    • 多言語への対応
    • 免税店やキャッシュレス対応
    • 渡航前の告知

    多言語への対応

    インバウンド市場で成功するには、多言語への対応は必須です。案内やメニューなどを日本語以外も記載するのはもちろん、外国語を話せるスタッフも用意しましょう。

    日本への渡航者の大半は英語や中国語、韓国語が第一言語です。アジア圏の人も英語が話せる場合がありますが、必ず話せるとは限りません。割合の多い英語・中国語・韓国語への対応を優先しましょう。

    また、英語・中国語・韓国語以外の言語圏の人が来る可能性もあります。翻訳アプリなどを用意しておくと、対応の幅が広がります。

    免税店やキャッシュレス対応

    インバウンド客に向けて、消耗品などを販売するのであれば、免税店に対応するのがおすすめです。外国人旅行者に家電や食品、化粧品などを販売する場合、事前に税務署に申請すれば消費税を免除して販売できます

    外国人が非免税店で物品を購入した場合、購入者は別途払い戻しの手続きが必要なので、免税店での購入を優先します。インバウンド需要を最大限に活かすには、免税店に対応し、非免税店と差別化を図りましょう。

    また、キャッシュレス対応も重要です。旅行者が自国の通貨と日本円の両替をするには、両替機を探す手間と手数料がかかります。キャッシュレスに対応していれば、外国人旅行者は気軽に買い物ができます。

    渡航前の告知

    インバウンド客を最大限集めるには、渡航前の旅行者に対してSNSやWebメディアを通じて告知しておくのも重要です。旅行者のほとんどは、渡航前に行き先を検討します

    特に海外インフルエンサーを活用して、SNSや動画で情報を広めてもらうのが有効な手段です。ターゲット層に人気のインフルエンサーに依頼すれば、SNSなどでただ告知を出すよりも興味を持ってもらえる可能性が高くなります。

    海外向けにイベントや店舗の告知を依頼したい場合は、「ヒーローキャスティング」にご相談ください。海外向けのデジタルマーケティングを請け負っております。

    インバウンドの成功事例

    インバウンドの成功事例

    成功事例1:ビックカメラ

    家電量販店にとって、観光客は欠かせない顧客層です。中でもビックカメラは、インバウンド強化を重点戦略に組み込んでいます。

    外国人旅行者向けに免税カウンターの設置、多言語対応可能なスタッフの配置、購入商品の空港配送など、外国人旅行者が買い物しやすい環境を整えています。

    実際に2024年9~11月期には、免税販売額が前年比22%増の145億円を記録しており、訪日客をターゲットとするインバウンド強化が成功した事例と言えます。

    成功事例2:埼玉県

    埼玉県の「LOVE SAITAMAアンバサダー」は、インフルエンサーを起用したインバウンド施策です。

    タイ観光客誘致事業の一環として、タイの人気女優を招聘し、川越や秩父などの観光地をInstagramで紹介してもらい、集客の拡大に努めています。

    実際にInstagramに7万件以上のいいねがつくなど、注目度の高さがうかがえます。今後もタイ国際旅行フェアへの出店など、様々な展開をしていく予定です。

    成功事例3:楽天トラベル

    楽天トラベルの訪日外国人向け宿泊予約サイトの大幅刷新も、インバウンドの成功事例と言えます。

    グローバル向けのデザイン変更はもちろん、8言語でのサービス展開や、15の通貨での決済対応など、海外の顧客が利用しやすいようサービスを改善しています。

    2024年度の決算資料によるとインバウンド需要の取り込みに成功し、流通総額の拡大に成功しています。

    インバウンドについてのよくある質問

    Q.インバウンドはいつまで続く?

    インバウンド需要は今後も増加していく見通しです。国際観光客数は、リーマンショックやコロナ禍による減少を除けば、年々増えています。

    世界的な経済危機やパンデミック、日本での大きな災害などの要因が無ければ、今後もインバウンド需要は増加していくでしょう。

    Q.インバウンド市場の規模はどれくらい?

    2024年の訪日観光客による消費額は、8兆円以上です。2023年の約5兆円に比べ、徐々に規模が拡大しているのがわかります。

    まとめ:インバウンド需要への対応なら『ヒーローキャスティング』へご相談ください

    インバウンド需要への対応を検討している場合は、『ヒーローキャスティング』へぜひご相談ください。

    ヒーローキャスティング』では、海外インフルエンサーのキャスティングにも対応しています。海外旅行者に向けて渡航前の告知ができ、インバウンドの集客数増加に繋がります。

    Webサイトや動画、SNSなどプロモーション方法のご提案も可能です。ご相談も無料ですので、お気軽にお問い合わせください。