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動画制作・映像制作の流れや工程は?スケジュールや依頼フローを解説

動画制作・映像制作の流れ

動画制作・映像制作の流れが知りたい
工程を知ってスムーズに依頼したい

動画制作の流れを知っておくと、制作会社とスムーズにやり取りができます。質の高い映像制作のためにも重要な要素です。

ただし、動画制作の工程はわかりにくく、必要な期間を知らないとスケジュールも立てられません。

そこでこの記事では、動画制作の流れを解説します。映像制作で失敗しないコツもまとめているので、動画制作を依頼する参考にしてください。

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  • 動画制作・映像制作の流れとスケジュール

    映像制作の流れとスケジュール

    全体の流れ

    動画制作の流れは、「制作会社へ依頼」「コンテや台本のチェック」「撮影立ち会い」「完成した映像のチェック」というプロセスを踏みます。

    制作会社は、「企画(コンテ・シナリオ作成)」「撮影」「動画編集」「音入れ」「納品」を請け負います。

    動画制作の工程は、非常にシンプルです。ただし、完成品に齟齬が出ないよう入念な打ち合わせと、頻繁な確認が要求されます。

    動画制作のスケジュール

    動画制作のスケジュールは、1ヶ月から3ヶ月で組むのが一般的です。制作会社の業務は、企画に3週間、撮影に1週間、編集に3週間ほどかかります。

    10分程度の動画なら、完成まで2ヶ月が一般的です。ただし、余裕を持って公開したい時期の3~4ヶ月前には、動き出しましょう。

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    動画制作にかかる期間は、制作会社に問い合わせるのが1番です。話を聞いてからスケジュールを組んだほうが、失敗しません。

    動画制作のスケジュールの注意点

    動画制作の注意点は、契約書締結にかかる時間を計算に入れるという点です。会社の規模が大きいと、契約が決まるまでに1ヶ月くらいかかります。

    制作会社が業務を開始するのは、契約書が締結してからです。制作期間とは別に、1ヶ月ほど時間が取られることを想定してスケジュールを組みましょう。

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    動画制作は、スケジュールに余裕を持つことが重要です。ここからは、制作会社を決めるまでの流れを解説します。

    動画制作を依頼する流れ・手順

    映像制作・動画制作の依頼の流れ
    手順進め方
    依頼前の準備
    映像制作会社の選定
    初回打ち合わせ(ヒアリング)
    提案書と見積書をもとに再度打ち合わせ
    制作会社を決定
    契約締結(発注)

    1.依頼前の準備

    マスト・動画制作の目的
    ・予算
    ・希望納期
    ・ターゲット層
    ・映像の尺(時間)
    ・納品形式
    あるとスムーズ・参考動画(イメージ動画)
    ・配信プラットフォーム
    ・制作本数
    ・撮影の有無
    ・BGM、効果音の有無
    ・ナレーションの有無
    ・素材の支給の有無

    制作会社へスムーズに依頼するために、事前の準備が重要です。「映像の目的」「予算」「希望納期」は、必ず決めましょう。

    特に、動画制作の目的とターゲット層は、明確に決めておくのがおすすめです。制作会社の提案の精度が上がり、成果の出る動画制作につながりやすくなります。

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    動画制作に使用する素材を、自社で用意すると費用が抑えられます。インタビュー動画や製品写真などがあれば、事前に集めておきましょう。

    2.映像制作会社の選定

    準備が整ったら、映像制作会社の選定を進めます。インターネットやSNSを使って、口コミやコーポレートサイトを参考に制作会社を絞り込みましょう。

    おすすめは、見積もり一括サイトの利用です。条件を絞って複数の候補をピックアップできるので、時間を大幅に短縮できます。

    3.初回打ち合わせ(ヒアリング)

    次に、担当者と電話やオンラインで、初回打ち合わせをします。問い合わせ時の情報をもとに、動画の目的や予算などを制作会社がヒアリングします。

    ヒアリングを元に見積もりや企画の提案が作成されます。方向性を明確にするため、ターゲットや動画制作の目的は、具体的に伝えましょう。

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    参考となる動画を持参するのもおすすめです。イメージが伝わりやすくなり、完成品と齟齬が生じるのを防げます。

    4.提案書と見積書をもとに再度打ち合わせ

    提案書と見積書をもとに、再度、制作会社と打ち合わせをします。提案書には、動画の流れを書いたストーリーボードや、スケジュールなどが記載されていることが多いです。

    自社のサービスや強みを訴求できているか、ターゲット層に刺さる内容かを重点的に確認しましょう。不満点をしっかり伝えて改善してもらうのが重要です。

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    制作会社は映像のプロですが、クライアントの業界に精通しているとは限りません。自社について理解してもらうことが、動画のクオリティアップに繋がります。

    見積書の注意点

    見積書は、条件を確認することが重要です。入念に確認すべきなのは「無料の修正回数」「納品予定日」「映像の納品形式」「追加費用の項目」です。

    動画制作は、内容の修正やスケジュールの遅延などで、追加費用が発生するケースも多いです。追加費用の項目の確認を怠ると、想定以上の料金に膨れ上がる可能性があります。

    5.制作会社を決定

    提案内容と見積もりを比較して、予算内で適した会社を選びましょう。制作会社を決める際は、担当者の能力も重要です。

    打ち合わせでの受け答えの的確さ、レスポンスの早さ、コミュニケーションの取りやすさなども加味して、信頼できる制作会社を選びましょう。

    6.契約締結(発注)

    制作会社を決めたら、契約書を締結すれば依頼は完了です。社内稟議などで、締結まで時間がかかるので、スケジュールの逆算などは綿密に行いましょう。

    契約締結後は、スケジュールの進捗確認など、制作会社とのやり取りが主になります。事前に使用するコミュニケーションツールを決めておきましょう。

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    これから具体的な制作工程を説明していきます。実写とアニメでフローが異なるので、まずは実写から解説します。

    動画制作の工程【実写動画】

    映像制作の工程・フロー【実写】
    フロー進め方
    キックオフMTG
    台本作成
    撮影
    動画編集
    MA
    試写・納品

    1.キックオフMTG

    キックオフMTGは、依頼者と担当者、制作チームが集まり、プロジェクトの目的やスケジュールについて話し合う場です。

    依頼者もしくは担当者が動画の目的、ターゲット層、求める成果について話し、制作チームから動画のコンセプトやアイデアが提案されます。

    キックオフMTGをもとに台本が作られるので、気になる点は打ち合わせ内で解決するのが重要です。

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    参考動画を持参するのもおすすめです。どの点が気になったかを言語化することで、制作会社がイメージを掴みやすくなります。

    2.台本作成

    2-1.字コンテシナリオ作成

    字コンテは、文字でカメラワークやセリフなどを記載したものです。字コンテが問題なければ、絵コンテが作成されます。

    変更したい箇所があれば、字コンテの時点で必ず伝えましょう。字コンテ完成後に、追加要素をいれると別途費用が発生する可能性があります。

    2-2.絵コンテ作成

    字コンテをもとに絵コンテが作成されます。絵コンテは、撮影状況や出演者の動きを絵で表現したものです。

    実写の場合、後からの修正が難しいので、納得行くまでフィードバックを行いましょう。映像は、絵コンテ通りに制作されることを念頭に置くのが重要です。

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    絵コンテは「仮のもの」だと言う認識でチェックを通すと、後々のトラブルにつながりやすいです。繰り返しますが、映像は絵コンテ通りに制作されます。

    3.撮影

    絵コンテをもとに撮影が行われます。依頼者は必ず撮影現場に立ち会ってください

    後からの撮り直しになると、追加費用がかかります。演出やイメージに相違があれば、担当者に遠慮せず伝えましょう。

    4.動画編集

    動画編集は、各シーンを一つに繋ぎ合わせる作業です。テロップや字幕などがあれば、この時点で挿入していきます。

    動画編集は、絵コンテに沿って行われます。絵コンテ完成後に変更点があれば、編集前に必ず伝えておきましょう。

    5.MA(音入れ・ナレーション)

    MAは、映像にナレーションやBGMなどの音を入れる作業です。ナレーションは録音スタジオで収録が行われます。

    ナレーターは、映像の印象を決める重要な要素です。事前に複数の候補を出してもらい、イメージに合った人を起用しましょう。

    6.試写・納品

    MAが済んだら、映像に問題がないかのチェックを行います。事前の要望がすべて反映されているか確認しましょう。

    問題がなければ、希望の形式で納品され、依頼は完了です。納品後にミスがあっても、修正には追加費用がかかる可能性があるので、入念に映像をチェックしましょう。

    動画制作の工程【アニメ】

    映像制作の工程・フロー【アニメ】
    フロー進め方
    キックオフMTG
    コンテ作成
    素材・イラスト作成
    アニメーション制作・編集
    MA
    試写・納品

    1.キックオフMTG

    アニメーションの制作工程も、まずはキックオフMTGから始まります。キックオフMTGでは、詳細なスケジュールの共有や映像のイメージをすり合わせます。

    MTGをもとに絵コンテが作成されるので、訴求ポイントや動画の流れは入念に確認しましょう。

    打ち合わせの注意点

    アニメ動画の制作では、打ち合わせ時にイラストの契約内容をチェックするのが重要です。動画の著作権は、制作会社が持つことがほとんどです。

    二次利用の取り決め(SNSやランディングページでの利用で費用がかかるか)や、無償で利用できる期間はいつまでなのかなど、使用期間、使用条件や使用料等について明確に決めておきましょう。

    2.コンテ作成

    打ち合わせをもとに、カット割りやキャラの動きを文字で説明した字コンテが作られます。ストーリーやセリフは字コンテの段階で決まるため、入念にチェックしましょう。

    字コンテに問題がなければ、内容を絵に起こした絵コンテが作成されます。絵コンテが完成品の骨子となるため、疑問点があればその場で解決しましょう。

    コンテ確認時の注意点

    字コンテの段階で、内容や訴求方法に齟齬がないかしっかり確認しましょう。字コンテ以降の工程になると、修正に追加費用がかかる場合があります。

    字コンテを「あくまでイメージ」と考えてしまうと、完成品に齟齬が生じる可能性が高いです。「品質は字コンテの段階で8割以上決まる」という意識で臨みましょう。

    3.素材・イラスト作成

    絵コンテ作成後は、動画で使用する素材、イラストの確認を行います。キャラクターのイラストや、背景、1枚絵のシーンが数点送られてきます。

    イラストのテイストが、自分のイメージに合っているかを確認しましょう。OKを出した後の変更は基本的に不可能なので、不満点があれば遠慮せずに伝えましょう。

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    イラストのテイストで参考があるなら、事前に伝えておきましょう。修正やりとりがスムーズになります。

    素材・イラスト確認時の注意点

    1枚のシーン絵に対して、細かな修正を指摘するのは控えましょう。アニメ動画は実際に動かすと印象が変わります

    キャラの造形にこだわるのは重要ですが、1枚絵の完成度は求めすぎないようにしましょう。クオリティアップに繋がらず、無駄な時間となる可能性が高いです。

    4.アニメーション制作・編集

    イラストが完成したら、絵コンテをもとにアニメーション制作に入ります。アニメーション動画は、主にコンピューターを使用して絵をつなぎ合わせていきます。

    アニメーション動画の制作で、最も時間がかかる工程です。スケジュールに遅れがないか、担当者に細かく進捗を確認しましょう。

    5.MA(音入れ・ナレーション)

    完成した動画に、ナレーションやBGMを入れていきます。スタジオを借りて収録する場合、依頼者は必ず立ち会いましょう。

    イメージとの齟齬や、セリフなどの表現に違和感があればすぐにディレクターに相談しましょう。再収録になると別途費用が発生する可能性があります。

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    費用が少額の場合は、スタジオでのMA収録は行われません。アニメ制作の工程でナレーションやBGMが追加されます。

    6.試写・納品

    完成した動画の試写を行い、最終チェックをします。依頼内容が反映されているか、細かくチェックしましょう。

    問題なければ、希望形式で納品され完了です。納品後の修正は、別途費用がかかる可能性があるので、入念にチェックしましょう。

    動画制作で失敗しない5つのコツ

    映像制作失敗しないコツ
    1. 参考となる動画を用意する
    2. メッセージは1つに絞る
    3. ターゲットを絞る
    4. 担当者との連絡を怠らない
    5. キャスティングが重要

    1.参考となる動画を用意する

    動画制作を失敗しないためには、参考動画の用意が重要です。イメージが明確に伝わり、完成品との齟齬がなくなります

    また、配信媒体を先に伝えるのも重要です。YouTubeなら2分程度の長さで、ストーリー性を持つ動画が好まれるなど、制作会社が具体的な提案をしやすくなります。

    2.メッセージは1つに絞る

    プロモーション動画で伝えたいことは、1つに絞るべきです。情報が多すぎると、視聴者が混乱して何も伝わりません。

    事前に社内でメッセージを1つに決めておきましょう。訴求ポイントを制作会社に任せると、本来の意図とずれる可能性があります。

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    サービスの強みを知っている依頼者が、訴求ポイントは考えましょう。制作会社が適した表現方法を提案してくれます。

    3.ターゲットを絞る

    動画のターゲットを絞るのも重要です。ターゲット層に合わせた表現方法や媒体の選定ができ、成果が上がりやすくなります。

    例えば、若い世代に訴求したいなら、TikTokを選ぶなど、配信先も変わってきます。成果を求めるなら、ターゲット層のすり合わせは入念に行うべきです。

    4.担当者との連絡を怠らない

    担当者とのコミュニケーションも重要です。イメージの共有を頻繁に行うのが、完成品とのズレをなくすコツです。

    連絡を取りやすいよう、コミュニケーションツールを決めておきましょう。チャットワークやSlackなど社内で使い慣れているものがおすすめです。

    5.キャスティングが重要

    動画制作には、イメージに合うキャスティングも重要です。映像の顔になる部分で、キャスティングで印象が大きく変わります。

    キャスティングにこだわった動画制作なら、ヒーローキャスティングにお任せください。専門チームが目的に沿ったキャスティングを行います。

    動画制作の流れでよくある質問

    Q.実写とアニメーションの違いは?

    実写は共感を呼びやすく、アニメは解説に向いています。例えば求人動画なら実写、講義動画ならアニメがおすすめです。

    Q.動画制作はどの工程から発注できる?

    基本的にはどの工程からでも発注可能です。企画前の相談や、持ち込み企画の映像化、撮影や編集だけの依頼もできます。

    Q.映像制作の費用相場は?

    映像制作の費用動画は、30万円以上かかることを想定しておきましょう。詳細な金額が知りたい方は、複数社に問い合わせて比較するのがおすすめです。

    Q.1分の動画制作にかかる費用は?

    1分の動画制作にかかる費用は、40万~100万円程度です。30秒の動画なら費用はおよそ半分に抑えられます。

    Q.動画制作を外注した際に依頼者がやることは?

    依頼者がやることは、主に確認です。企画やコンテの内容、映像が依頼通りに制作されているかを確認します。

    Q.映像制作を短納期で仕上げてほしいときは?

    撮影のみを依頼するなど、工程を短くするのが重要です。費用を上乗せすれば、納期が短くなる場合もあるので、まずは制作会社に相談しましょう。

    まとめ:動画制作の流れはシンプル

    動画制作の流れは、「打ち合わせ」「コンテ作成」「撮影」「編集」「音入れ」「試写」の6工程で完了します。

    制作期間は、1ヶ月から3ヶ月ほどかかります。制作会社の選定にも時間がかかるので、スケジュールは余裕を持って組みましょう。

    動画制作が初めてなら、ヒーローキャスティングにお任せください。企業のプロモーションからイベント用の映像制作まで幅広く請け負います。