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懇親会の司会で使える台本と例文!進行の流れとポイントも解説

懇親会イメージ
デジタルアスリート

懇親会の司会進行における注意点は?
挨拶の文例や進行の流れが知りたい!

懇親会は、部署や役職の垣根を越えて話せる場になり、風通しのよい職場づくりにつながります。業務から離れた雰囲気で交流することで、気持ちがリフレッシュされ、翌日からの活力になる人も多いです。

しかし、司会進行をまかされたとなれば「何を話せばよいのかわからない」「失敗したらどうしよう」と不安になりますよね…。

そこで本記事では、懇親会で実際に使える台本の例文を紹介します。全体の流れや司会者としての注意点も解説するので、ぜひ参考にしてください。

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  • 懇親会の司会進行におけるポイント

    • 全体の流れを把握しておく
    • 笑顔と明るい発声を意識
    • 居心地のよい雰囲気を作る

    全体の流れを把握しておく

    司会進行で最も避けたいのが「間延び」や「段取りの混乱」です。「えっと…次は…」と迷ってしまう場面では、会場全体がざわつき、空気が一気にゆるんでしまう可能性があるからです。

    台本や進行表はしっかり確認しておきましょう。事前に全体の進行スケジュールを把握しておくことで、万が一時間が押した場合にも冷静に対応できます。

    笑顔と明るい発声を意識

    懇親会の司会進行では、司会者の表情と声が全体の印象を大きく左右します。

    例え同じ内容でも、笑顔で話し始めるだけで「今日は楽しい会になりそう」と思ってもらえる可能性が高まりますし、明るくハキハキした声は、参加者の集中を集めて、会場を心地よい雰囲気に包んでくれます。

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    無理にテンションを上げる必要はありません。自然な笑顔と、ほんの少し明るめの声を意識するだけで、安心感のある進行につながります。

    居心地のよい雰囲気を作る

    懇親会は「これから親しくなるための、最初の一歩」として開かれることが多く、初対面やあまり話したことのない人同士が集まるケースも少なくありません。そのため、会場にはどこか緊張感が漂っていることも多いです。

    だからこそ、司会者には居心地のよい空気づくりが求められます。たとえば、開始前に「気軽にお楽しみくださいね」とひと言添える、軽いユーモアや小さな笑いを交えて場をやわらげるなどで緊張をほぐしてあげましょう。

    懇親会の司会進行の流れ

    懇親会で交流する社員のイメージ
    1. 開会宣言
    2. 開会の挨拶・来賓の挨拶
    3. 乾杯
    4. 歓談タイム(1回目)
    5. 余興・中盤イベント
    6. 歓談タイム(2回目)
    7. 中締めの挨拶
    8. 閉会の案内

    一般的な懇親会の流れは上記の通りです。もちろん、懇親会の目的や来賓の有無などによって、プログラムの内容や順番は多少変わることがあります。以下で進行の流れに沿った例文を紹介するので参考にしてください。

    また、懇親会の司会進行はプロに任せるのも1つの手です。進行ミスがなく安心できる、主催者は参加者との交流やおもてなしに集中できるなど、さまざまなメリットがあります。

    ヒーローキャスティング」では、プロの司会者やMCをキャスティング可能です。台本制作や会場のご提案など、各種ご相談を承ります。お気軽にお問い合わせください。

    懇親会の司会進行で使える例文テンプレート

    1.開会宣言

    開会宣言で伝えるべきポイント
    • 歓迎のメッセージ
    • 参加者への感謝の意
    • 懇親会の目的
    • 会場のルールや安全面の注意(必要に応じて)

    開会宣言でまず大切なのは、会場を落ち着かせることです。ざわざわした雰囲気のまま話し始めてしまうと、言葉が届かず、メリハリのない始まりになってしまいます。

    まずは軽く手を上げて「皆さま、そろそろ始めさせていただきます」と声をかけ、一度会場の空気を整えましょう。話し始めたら、明るく、ハキハキとした声で語りかけるのがポイントです。

    開会宣言の例文

    皆さま、本日はお忙しい中お集まりいただきまして、誠にありがとうございます。本日の司会を務めさせていただきます、〇〇(名前)と申します。どうぞよろしくお願いいたします。

    本日の懇親会は、皆さまが親しく交流し新たなつながりを深める目的で開催が決まりました。どうぞお食事やお飲み物を片手に、楽しいひとときをお過ごしください。それでは、懇親会のスタートです。

    2.開会の挨拶・来賓の挨拶

    開会の挨拶は、主催者の中で最も立場の高い方にお願いするのが基本です。1〜2分程度の持ち時間を伝え、事前に依頼しておきます。

    来賓の挨拶をお願いする場合は、来賓の中で最も立場の高い方を優先します。複数の来賓がいる場合には挨拶をお願いしなかった方々へひと言お詫びを添えるのがマナーです。

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    紹介時には、名前や役職を間違えないように事前確認をしっかりしておきましょう!

    開会の挨拶・来賓の挨拶の例文

    それではここで、主催を代表して、◯◯(役職名)より一言ご挨拶を頂戴したいと思います。◯◯(役職名)、どうぞよろしくお願いいたします。

    (挨拶後)

    ◯◯(役職名)、ありがとうございました。

    続きまして、ご来賓の皆さまを代表いたしまして、株式会社〇〇の〇〇様よりご挨拶を頂戴いたします。

    本来であれば、ご臨席の皆さま全員からご挨拶をいただきたいところではございますが、時間の都合上、代表してのご挨拶とさせていただきますこと、どうかご容赦くださいますようお願い申し上げます。

    それでは〇〇様、よろしくお願いいたします。

    (挨拶後)

    〇〇様、ありがとうございました。

    3.乾杯

    乾杯の挨拶は、主催者の中で上から3番目の方にお願いするのが一般的です。事前に依頼して、スムーズに進められるよう準備しておきましょう。

    また、挨拶の前には参加者にグラスの用意を促すことを忘れないでください。

    乾杯の例文

    続きまして、◯◯(役職名)に乾杯のご発声をお願いしたいと思います。皆さま、お手元のグラスをお持ちください。

    それでは◯◯(役職名)、よろしくお願いいたします。

    (乾杯の発声・挨拶)

    ◯◯(役職名)、ありがとうございました。

    4.歓談タイム(1回目)

    参加者同士が自由に交流する時間なので、司会の長い説明は不要です。雰囲気を壊さず、自然に話しやすい空気を作りましょう。飲食やトイレの場所など必要な案内があれば、簡単に伝えてもOKです。

    歓談タイム(1回目)の例文

    例文1

    さて、ここからは皆さまどうぞご自由に歓談をお楽しみくださいませ。ご不明な点がございましたら、お近くのスタッフまでお声がけください。

    例文2

    それでは、ここから歓談タイムといたします。どうぞご自由にお楽しみください。お飲み物やお食事は会場内にご用意しておりますので、ご自由にお召し上がりくださいませ。なお、お手洗いは会場の◯◯にございます。ご不明な点がございましたら、お近くのスタッフにお声がけください。

    5.余興・中盤イベント

    余興・中盤イベントは、歓談タイム開始から約30分後を目安に案内することで、参加者の集中力を保ちやすくなります。

    余興の内容は短く、シンプルに説明することが大切です。難しい言葉や長い説明は避け、誰にでもわかりやすい言葉で伝えましょう。

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    余興が始まることを明るく知らせると、場の雰囲気も盛り上がります。

    余興・中盤イベントの例文

    皆さま、お食事とお話をお楽しみいただいておりますが、そろそろ余興の時間が近づいてまいりました。本日は◯◯(余興の名前)をご用意しております。

    これは(余興の簡単な説明)で、みなさまに楽しんでいただける内容です。どうぞ最後までお楽しみくださいませ。それでは、◯◯を始めさせていただきます!

    6.歓談タイム(2回目)

    余興の後なので、参加者がリラックスしつつも、自然に交流を続けやすい空気を作りましょう。明るく気さくな声で案内すると効果的です。

    「ご自由に席を移動してください」「まだ話していない方にもぜひ話しかけてください」と促すことで、新たなつながりを生みやすくなります。

    歓談タイム(2回目)の例文

    例文1

    皆さま、◯◯(余興の名前)はお楽しみいただけたでしょうか?それでは、引き続き歓談タイムに移らせていただきます。お飲み物やお食事をどうぞごゆっくりお楽しみくださいませ。

    例文2

    皆さま、余興はいかがでしたでしょうか。これより歓談タイムの後半に入ります。どうぞご自由にお席を移動されて、新たな方との会話もお楽しみください。お飲み物の追加もぜひご利用くださいませ。

    7.中締めの挨拶

    中締めの挨拶は、主催者の中で立場が2番目に高い方にお願いするのが一般的です。ただし、場合によっては司会者が中締めを担当することもあります。

    中締めの挨拶例文

    例文1

    さて皆さま、宴もたけなわではございますが、後ほどご予定がおありの方もいらっしゃるかと思います。ここで中締めのご挨拶を、◯◯(役職名)にお願いしたいと思います。

    それでは◯◯(役職名)、よろしくお願いいたします。

    (挨拶後)

    ◯◯(役職名)、ありがとうございました。

    例文2

    皆さま、本日はご多忙のところ、こうしてお集まりいただき、誠にありがとうございました。
    この懇親会は、皆さまの交流を深めていただくことを目的に開催いたしましたが、お楽しみいただけましたでしょうか。

    ◯◯(余興の名前)では、和やかな雰囲気の中で、気軽に会話を交わせたのではないかと思います。

    それでは最後に、皆さまのご健康とご多幸を祈念いたしまして、1本締めで締めさせていただきます。

    お手を拝借── よーおっ!(パパパン・パパパン・パパパンパン!)

    ありがとうございました!

    8.閉会の案内

    中締めの後、司会者が閉会の案内を行います。中締めが終わったら、すぐに締めず、数分ほど歓談の時間を設けて場を落ち着かせるとスマートです。二次会がある場合は、閉会の案内とあわせてアナウンスしましょう。

    閉会の案内例文

    例文1

    皆さま、本日はご参加いただき、誠にありがとうございました。楽しい時間はあっという間で、名残惜しい気持ちもございますが、これにて懇親会をお開きとさせていただきます。

    お帰りの際は、忘れ物のないようお手回り品をご確認くださいませ。

    本日の出会いや交流が、今後のつながりにつながれば幸いです。お気をつけてお帰りくださいませ。本日は本当にありがとうございました。

    例文2

    皆さま、本日はご多用の中、懇親会にご参加いただき誠にありがとうございました。楽しい時間はあっという間で、そろそろお開きのお時間となりました。

    本日の会を通じて、少しでも皆さまの距離が縮まり、今後のよい関係づくりのきっかけになっていれば嬉しく思います。

    さて、まだまだ話し足りない!という方のために、このあと、◯◯(会場名)にて二次会をご用意しております。ご参加いただける方は、◯◯(集合場所や案内担当など)にてお声がけくださいませ。

    それでは、これをもちまして、本日の懇親会を閉会とさせていただきます。皆さま、どうぞお気をつけてお帰りくださいませ。本日は誠にありがとうございました。

    懇親会の司会進行に関するよくある質問

    懇親会で乾杯するイメージ

    Q.司会者の服装はどうする?

    の格式にあわせて選びます。社内のカジュアルな懇親会なら清潔感のあるオフィスカジュアル、フォーマルなパーティーならスーツやジャケットスタイルがおすすめです。

    Q.進行を間違えたらどうしたらいい?

    焦らず笑顔でリカバリーしましょう。「失礼しました、訂正いたします」とひと言添えるだけで、丁寧な印象になります。

    Q.司会者は誰がやるのが適任?

    企画側の中で、進行が得意・落ち着いた印象・声が通る人が理想的です。役職よりも「場を整える力」が重視されます。

    役職が上の人に任せると、かしこまりすぎて堅苦しくなることもあります。場の空気を読んでほぐせる人が進行を担うと、参加者もリラックスしやすくなります。

    懇親会や周年イベントなどのご相談はこちら

    懇親会の司会進行は、イベント成功のカギを握る大切な役割です。状況を見ながら、臨機応変に対応する柔軟さも求められます。

    事前に例文をもとに台本を作っておけば、当日も安心です。ぜひ繰り返し練習して、落ち着いて進行できるようにしておきましょう。

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