企業活動にタレントを起用するメリット|広告や内外ブランディングの基礎知識もご紹介

タレントを起用した企業活動といえば、主に大企業がテレビCMなどで起用している、というイメージの方も多いのではないでしょうか。
ですが昨今、それ以外にもさまざまな起用方法が生まれてきています。加えて、テレビCMを放送しているような大企業ばかりでなく、一般企業や中小企業でもタレントを起用した企業活動を行うことが増えてきているのです。
なぜタレントを起用する機会が多くなったのでしょうか。また、起用することのメリットはどのようなものがあるのでしょうか。それらを理解するためにも、まずはそもそもタレントを起用した企業活動にはどのようなものがあるのか、詳しく見ていきましょう。
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タレントを起用した企業活動とは

広告やDMなどの宣伝への起用
タレントを起用した企業活動と聞いて、真っ先に思い浮かぶのがこちらの宣伝への起用ではないでしょうか。各種の広告、はがきやEメールなどのダイレクトメール(DM)、配布チラシやポスティングチラシなどが代表的なものです。
また、商品を店頭で販売している場合は、売り場に配置する店頭POPやパネルなどに起用することもあります。DMやチラシは、基本的に受け取ったユーザーは「いらない」と感じています。
通常の内容であれば一文すらも読まれることもなく、ポストから即ゴミ箱へ、ということもよくあることです。店頭POPも同様です。商品そのものに興味がない人が店内でPOPを見かけたとき、足を止める可能性は低いでしょう。
ですが知っているタレントが掲載されていると、意識的であれ無意識であれ「知っている人だ」と感じ、少なくとも一瞬は目を止めます。商品の訴求では作り出せない一瞬の注目を生み出せるのです。
多くの場合でメッセージ性などはそれほどなく、タレントの知名度や認知度を活用して集客したり、注目を集めて足を止めてもらう目的があります。
会報誌や会員向け冊子への起用
広く大々的に宣伝を行うパターンとは異なり、こちらはすでにある程度の関係性が築けているユーザーに向けたプロモーションです。会員登録しているユーザーに送る、定期会報誌や冊子などにタレントを起用するパターンです。広告やチラシなどと同様に、立ち姿だけを掲載しているというケースもあります。
ですが多くの場合は、広告やチラシなどと比較すると、タレントの言葉やインタビューが掲載されていることがあるなど、メッセージ性は少し強くなる傾向があります。
これによって、タレントの知名度や認知度だけでなく、タレントイメージや精神性などの個人的な側面も活用されることになります。会報誌や会員向け冊子のインタビューに、メーカーの部長や社長などのインタビューが掲載されていても読まれることはほとんどないでしょう。会員の多くが、彼ら部長や社長に興味をもっていないからです。
ですがタレントインタビューであれば、「あの有名人だ」と感じ、少しは興味を引くことができます。そのタレントが自分と同じ商品を使っているのであれば、なおさら気になるでしょう。
タレントを起用することで、インタビュー内に盛り込んだ訴求やメッセージを会員に届けられるというだけでなく、会報誌や冊子そのものの価値を高めることができるのです。
社内向けに起用する場合もある
さらに限定的な起用方法として、社内報や社内誌など、自社内向けにタレントを活用するケースもあります。
こちらのケースでも、タレントの認知度だけでなく、タレント個人の信条や思想なども扱ったインタビューなどが掲載されることが多いでしょう。
会報誌と同様に、基本的に社員は社内報に興味をもっているわけではありません。それどころか、少なくとも商品には興味をもっていたり、能動的に申し込むこともある会報誌と比較すると、自社の社内報への興味度はさらに低いものになるでしょう。
社内連絡や制度変更・人事通達などの重要な連絡以外は、読まないという人も多いのではないでしょうか。
ここにタレントを起用することで、「なぜ自社がこのタレントを?」という注意を引きつけ、社内報に興味をもってもらうきっかけを作ることができます。
タレントインタビューを使って発信するからこそ、社内の理念を社員に向けてより強くアピールすることもできるでしょう。
採用活動などでイメージ向上も
外部向けではあるものの、販売促進などの目的とは異なる目的のためにタレントが起用されることもあります。それが、新卒・中途などの採用活動での起用です。
採用活動においても、消費者に商品を覚えてもらう際と同じ現象が起こっています。すなわち、なかなか興味をもってもらえず、そもそも覚えておいてもらうのが難しいという問題です。
採用イメージや企業イメージキャラクターとしてタレントを起用することで、商品を覚えてもらう際にタレントの認知度を利用できたのと同じ原理で、自社の採用活動を求職者に印象づけることができます。
クリーンなイメージのタレントを活用することで、企業に対する求職者側のイメージを向上させることも可能です。
タレントを起用することのメリット

これまで見てきた内容によって、タレントをさまざまな企業活動に起用できるということが分かったと思います。
では、なぜこういった企業活動にタレントを起用するのでしょうか。ここからは、企業活動にタレントを起用することによるメリットを解説していきます。
イメージ戦略を担ってもらうことができる
タレントは、所属事務所などの売り出し方の方針によって、どういうタレントであるかというイメージが形作られています。ひょうきんである、ミステリアスである、○○に造詣が深い、といった具合です。
なかには、イケメンである、美人である、といった見た目に影響されるようなことすらも、受ける仕事や普段の様子などからイメージとして刷り込んでおくのです。
こういったイメージが確立しているタレントを起用することで、タレントのイメージによって、商品や自社そのものへのイメージを強化できる可能性があります。
例えば、真面目な好青年というイメージのタレントを起用することで、自社も真面目であるというようなイメージを強化する、といった方法です。
内外向けにブランディングを強化できる
タレントのイメージを商品や自社のイメージに重ねることができる、とは前述したとおりです。こういったイメージ戦略を重ねることで、自社のブランド性を確立していくことができるでしょう。
宣伝や会報誌などに起用すれば、消費者向けに自社をブランディングできます。社内報などに起用すれば、社内メンバーに対しても社内ブランディングを行うことができます。
特に、社内向けのブランディングが可能な点は重要です。例えば「我々は真面目な会社を目指している」といくら説明しても、「真面目に業務を行っているな」という実感が伴わなければ、社員はそれを信じることはありません。
ですが社内ブランディングによって、社員自身が「この俳優さんを使っているから、なんとなく弊社は真面目なイメージがあるのかな」と自分からイメージを抱くことで、口で説明するよりも強く印象づけることができるからです。
信頼性獲得につながる場合も
タレントを起用することで、副次的な効果として、信頼性の獲得につながる場合もあります。
例えば、テレビでよく見る誰もが知っているような国民的タレントを起用するのは、費用的にも難しいことは明らかです。
そのため、そういった有名タレントを起用した場合、有名タレントを起用できるだけの実力がある会社だとユーザーに感じてもらえる可能性があるのです。
従業員満足度が向上する可能性がある
本来、宣伝や会報誌はユーザー向けの販促やブランディング、社内報は社員向けのブランディングです。
ですが、社内報は当然ながら、外部ユーザー向けの宣伝であれ会報誌であれ、タレントを起用することで従業員満足度が向上する可能性があるのです。
「弊社には、こんなタレントを起用するだけの力があるのだ」と知ることで、自分が所属している会社に対して自信をもつことができるようになります。その結果として、従業員満足度が向上するという構造です。
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タレントを起用する際の注意点

タレントを起用することによるメリットは、ここまで述べて来たとおりです。
ですが、これらのメリットをメリットを正しく享受するためには、いくつかのポイントに注意を払う必要があります。
ここからは、どのような注意点があるのか、確認していきましょう。
しっかりとレギュレーションをすり合わせる
タレントにはイメージ戦略があり、それらは所属事務所がコントロールしている、というのは前述しました。
例えば「真面目である」というイメージのタレントであれば、奇抜な役柄や、自由奔放な印象がある企業からはオファーがあってもこと断る、という対応をしているでしょう。
目先の利益を追うのではなく、長期的な目線でタレントを育てることによって、結果的により大きな利益につながる。
このように、タレントイメージを守るためにも、そのタレントを起用する場合には「これはOK」「これはNG」といったレギュレーションが決められています。
ミステリアスな雰囲気で売り出しているタレントであれば、神秘性を損なわないようにインタビューなどで私生活に言及する記載を削除する必要がある、といった具合です。
このように、タレントを自由な素材にすることはできないことは覚えておきましょう。
レギュレーションを守ることはお互いの利益になる
タレントの起用にはレギュレーションがあるものの、なにもこれは企業側にとってのみ不自由な制限というわけではありません。
企業側のほうも、一定のイメージ戦略に則ってタレントを起用しているはずです。タレント側からイメージを崩さないような制限を課せられ、それを守ることによって、結果的に自社のイメージ戦略から逸脱することも防げるのです。
また、制限はつくものの、どこまでの利用がOKなのか、どういった点なら妥協してもらえるのか、といった交渉ができる場合もあります。事前にしっかりとすり合わせをしておけば、後ほどトラブルになることもないでしょう。
レギュレーションを確認し、場合によっては交渉し、その制限を守るというのは、タレント側だけでなく企業側にとっても有益なことなのです。
ブランドイメージが一人歩きする可能性も
タレントのイメージ戦略は、タレントの事務所が担っています。売り出し方の変化に伴って、タレントのイメージ戦略が変遷していく場合がある点には注意しましょう。
特定のタレントを長期的に自社のイメージキャラクターに起用している企業もありますが、それは非常に稀なことです。長い間活躍しているタレントであればなおさらです。
完全に起用タレントのイメージにすり寄りきってしまい、定期的な確認を怠ると、自社では制御できないイメージをユーザー側が抱いてしまう可能性があります。
そうなると、タレントのイメージ変遷に伴って、自社のブランドイメージが一人歩きしてしまいかねないのです。適度に起用タレントのイメージを確認することをおすすめします。
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タレントを起用することは、話題性が生まれる・商品・サービスの好感度がUPするなどのメリットが多数あります。
起用するタレントを決めた後、所属事務所にスケジュール調整やギャラなどのさまざまな条件を交渉して契約した後、当日の撮影に臨みます。
当日もタレントのアテンドから控室の用意など気を使うことが多いのも事実です。このように個人でタレントを広告に起用することは、いくつものハードルをクリアする必要があり、かなりの労力を使います。
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