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芸能マネージャーの給料水準はいくら?|給料形態まで調査!

テレビや雑誌で可愛いモデルや格好いいアーティストを見て、「華やかな世界で働いてみたい」と誰もが一度は思うでしょう。

芸能界に関わる職業は、アシスタント・カメラマン・メイク・マネージャーなど数多く挙げられます。

この記事では、芸能界の職業の中でも一番芸能人に近い立場である芸能マネージャーにフォーカスして、芸能マネージャーになる方法や現実的な側面である給料についてご紹介します。

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芸能マネージャーについて 

芸能マネージャーは、芸能事務所に勤めて、担当する芸能人が仕事をスムーズに行えるようにサポートする職業です。

芸能マネージャーを目指す人の中には、高校・専門学校・大学に在学中の人もいれば、一般的な企業で働いている人もいるでしょう。

マネージャーを目指しているものの、なるために必要なステップやスキルが分からず、一歩踏み出せない人は意外と多いかもしれません。

特に、すでに企業に就職している人は、マネージャー職に転職することが可能なのか不安もあるでしょう。

そんな方に向けて、この記事では、芸能マネージャーになる方法から必要なスキルまでご紹介します。

芸能マネージャーになるには

企業に就職する場合、大卒が優遇される傾向にあるため、一般的には大学を出て就職活動を行うことが理想です。

一方で、芸能マネージャーの場合は、必ずこれが良いという道はありません。

専門学校や大学卒業後に芸能事務所の採用試験を受ける方法が一般的ですが、他職から転職して芸能マネージャーとして活躍している人も多く、それぞれにメリットがあります。

大学に通うメリットは、大手芸能事務所に就職する選択肢が増えることや、学部によってはビジネスやマーケティングなど幅広く学ぶことができる点です。

4年制大学の中には芸能マネージャーを目指せる学科を持つ大学があり、芸能マネージャーに特化していなくてもマスコミ学やメディア学などが学べるでしょう。

芸能関係の専門学校に通うメリットはマネージャー養成コースのある専門学校であれば、マネージャーに必要な知識やスキルを身につけることができる点です。

専門学校の中には、芸能プロダクションとのコネクションが強い学校もあるため、就職先の選択肢が増えるでしょう。

他職から転職する場合のメリットは、すでに社会経験を積んでいるため、芸能マネージャーに求められるスキルが身についている可能性があるという点です。

芸能マネージャーは、営業職とも言えるためコミュニケーション能力やビジネスマナー、場合によっては営業スキルが身についていることは転職者の利点といえます。

芸能マネージャーの仕事内容

芸能マネージャーを目指す人は、「タレントと一緒に仕事がしたい」「華やかな舞台に携わりたい」と考え芸能事務所の採用試験に臨みます。

しかし、知識不足や準備不足により途中で挫折する人が多いのが実情です。そうならないためにも、ここからはマネージャーの仕事について知識を深めていきましょう。

マネージャーの仕事は、担当する芸能人の仕事が円滑に進むようにトータルサポートをすることです。具体的な仕事の一例は以下のような内容です。

【担当芸能人の送迎】
マネージャーの仕事の中には、担当芸能人の送迎があります。

タクシーや公共交通機関を使用して移動するケースもあるため、必ずしも担当芸能人を車で送迎しなければならないわけではありませんが、基本的にはマネージャーが送迎すると考えて良いでしょう。

撮影などの仕事に遅刻しないために、マネージャーは渋滞を回避する裏道を覚えることやナビなしで移動できる能力が求められます。

また、芸能人は移動時間が休憩時間になる場合もあるため、丁寧な運転も求められるでしょう。

【営業】
担当芸能人を芸能関係者に売り込む営業もマネージャーの仕事のひとつです。

新人マネージャーが営業をしてもテレビ局などは相手にしてくれないため、営業はベテランのマネージャーが担当するケースが多いです。

新人マネージャーは、知名度が高いタレントさんの下で勉強して芸能関係者に顔を覚えてもらってから、知名度の低い芸能人の営業を行います。

担当芸能人の強み、何をやりたいかなどを十分理解した上で方向性を定めて芸能関係者に売り込みます。

【スケジュール管理】
マネージャーの仕事のひとつとしてスケジュール管理があり、担当する芸能人のスケジュールとマネージャーのスケジュールを分けて管理します。

スケジュールには「移動時間」「出演時間」「休憩時間」「営業」などが含まれ、時間が重ならないか、無理がないかなどを考慮して管理しなければなりません。

担当芸能人に十分な休みを与えて体調管理を行うこともマネージャーの重要な仕事です。

芸能マネージャーに必要なスキル

芸能マネージャーの仕事内容の一部を理解できたところで、それらの仕事を着実にこなすために必要な能力についてご紹介します。

マネージャーに求められるスキルは以下のような例が挙げられます。

【普通自動車運転免許】
担当芸能人の送迎は必須ではないにしても、普通自動車運転免許の取得は芸能マネージャーには最低限求められるスキルと言えるでしょう。

深夜や早朝の仕事に対応するために車を運転しなければならない状況は多々あります。

採用試験では普通自動車運転免許の取得は必須条件である場合が多いため、芸能マネージャーを目指すのであれば、まずは普通自動車運転免許の取得から取り組みましょう。

【コミュニケーション能力】
コミュニケーション能力は、営業に限らず芸能関係者と仕事をする上で円滑な人間関係を築くために必要なスキルです。

人と話すことが好きであったり、相手のポジティブな部分を引き出す力があったり、交渉術を身に着けていたりすれば芸能マネージャーに向いています。

【体力】
マネージャーの仕事は、現場同伴や挨拶回り、必需品の手配、営業など数多くあり、担当芸能人が増えれば仕事内容はさらに増えます。

また、芸能人の仕事は、一般的な企業の仕事とは異なり深夜の仕事が入るケースもあるでしょう。
加えて、定休はないため、なかなか休みが取れない場合もあります。

それらを踏まえると、ハードワークになりがちなので、体力や健康に自身がない人はマネージャー職が合っているか再考する必要があります。

芸能マネージャーの給料

マネージャーの仕事内容や求められるスキルが分かったところで、ご自身がマネージャーに向いているのか、努力が必要な部分があるのか理解できたでしょう。

芸能界で働くという強い意志を持つ人は、たとえ努力が必要であっても夢を簡単に諦めることはしないでしょう。

しかし、夢を持ち前進するとしても、お給料という現実的な側面に目を向ける必要があります。

ここからは、芸能マネージャーの平均年収はいくらなのか、昇給は期待できるのかなど、給料面について知識を深めていきましょう。

芸能マネージャーの給料形態

芸能マネージャーの給与形態は、大手芸能事務所と小中規模の芸能事務所で異なります。

まず、大手芸能事務所の場合、基本的に固定給が支払われ、時間外手当は申請すれば支払われます。

また、大手芸能事務所では年俸制が取り入れられているケースが多く定期的に審査が行われるため昇給の機会があるでしょう。

次に、小中規模の芸能事務所では、固定給と歩合制を併用しています。歩合制の場合、固定給とは別に担当芸能人の売上に比例した給料が支払われます。

マネージャーとしての仕事の実績が給料に反映されるため、担当芸能人の知名度やギャランティが上がると、マネージャーの給料も大幅に増額するでしょう。

さらに、事業全体で大きな売上があった場合、臨時ボーナスが支給される可能性もあります。

補足ですが、社会保険や残業代などの各種手当に関しては、大手芸能事務所の方が待遇は良い傾向があります。

 芸能マネージャーの給料水準

一般の企業では昇給などにより年齢ごとに平均年収が変わります。

それは、芸能マネージャーも同じことで、年齢により平均年収が変動します。そこで、芸能マネージャーの年齢別平均年収を見てみましょう。

20代前半:287万円
20代後半:350万円
30代前半:550万円

上記を見ると、マネージャーとしてある程度実績を積んだ30代に平均給料が高額になっていることが分かります。

芸能マネージャーの給料は低い?

国税庁が実施する民間給与実態統計調査では、日本人の平均給与は432万円という結果が出ています。

日本人の平均年収と上記の芸能マネージャーの平均年収を比較すると、30代を除けば芸能マネージャーの年収は日本人の平均給与よりも低いことが分かります。

正直、
やる気がなければ続けることは難しいかもしれません。一般企業で働けば、安定した給料を受け取ることができるかもしれません。

しかし、必要なのかもわからない作業、企業の実績に直接関係のない仕事、雑務、庶務などやりがいのない仕事も多いかもしれません。

一方、芸能マネージャーは、芸能人をリードする立場となり、プロモーションやサポートを行うなどのさまざまな仕事が実績に繋がるため、やりがいを感じて仕事に取り組めます。

芸能マネージャーのやりがい

芸能マネージャーは、確かに体力勝負の厳しい仕事です。

しかし、多くの現役マネージャーは、大変な仕事の中でも大きなやりがいを感じることができるため「マネージャー職はやめられない」と語ります。

では、彼らはどのようなやりがいに支えられて仕事を続けることができているのでしょうか?

担当芸能人と一緒に成長を感じたとき

新人マネージャーは、すでに売れている芸能人とそのマネージャーに付き、芸能マネージャーとしてのいろはを学ぶだけでなく、芸能関係者に顔を覚えてもらいます。

その後、まだ売れていない芸能人を担当してブレイクするように試行錯誤します。

担当芸能人の人柄を知るところから始まり、売りを考えて営業を行い、出演とフィードバックを繰り返します。

地道な作業を繰り返す中で、逆境を乗り越えたり、素人レベルであった担当芸能人にプロ意識が芽生えたり、担当芸能人の成長を一番近くで感じることができるでしょう。

また、営業を続ける上で思わぬ仕事が舞い込んだり、芸能関係者に認められたりするようになると、マネージャーである自身も担当芸能人と成長していたのだと感じることができます。

担当芸能人に頼られたとき

皆さんは、困ったときに誰に相談しますか?親や妻、夫、親友など比較的親しい人に相談するでしょう。

芸能マネージャーは、担当芸能人を深く理解し、一番近くで支える存在です。

そのため、担当芸能人が、芸能活動の方向性に迷ったり、イメージを変えたいと願ったり、芸能関係者とトラブルを起こしたり、など対応に困った時には、まずマネージャーに意見を求めるでしょう。

誰かの役に立てるということは何よりのやりがいです。

芸能人がマネージャーに求めていることを理解する

マネージャーは、芸能人を売り込んで持ち味を発揮してもらうためにサポートすることが仕事です。

上記でご説明したやりがいと重複する部分はあるのですが、どんなにハードなスケジュールでも二人三脚で寄り添いながら、時にはアドバイスを求められるような存在である必要があります。

こうして、家族にも似た信頼関係を築いていくことが重要なのです。

その上で、情勢を読み、業界や視聴者から求められている仕事を挟みながらも、担当芸能人が目指している将来像を実現するために有効な仕事を取ってくるという心がけが必要です。

世論を優先しすぎて、やりたくない仕事を無理にやらせ続けると、芸能人の負担は大きくなりすぎてモチベーションを維持することは難しくなるでしょう。

こうしたところをしっかりと判断し、柔軟な発想と決断力を発揮しながら、互いに成長していける存在であることが、いいマネージャーの第一歩です。

芸能マネージャーに将来性はあるのか?

テレビやラジオ離れが進む昨今、インターネットを媒体としたメディアが台頭してきています。

中でもYouTubeはその傾向が顕著になっており、YouTuber出身の芸能人がテレビで活躍していることは記憶にも新しいでしょう。

つまり、特別な芸能事務所に所属していなくてもYouTubeによって実績を上げている人なら芸能人として活躍できる土台ができており、そうした人が今後は増加傾向になるということです。

それに応じて、芸能界とのパイプ役や案内役としてのマネージャーの役割が重要になってきます。

テレビやYouTube、インターネットなどフィールドを超えて活躍する芸能人がさらに高みを目指していけるようにサポートできれば、担当芸能人だけでなく芸能事務所からの信頼も獲得でき、その地位を確立することができるでしょう。

芸能人が活躍できるフィールドがなくならない限り、マネージャーの必要性はなくなることはないのです。

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※平均年収などの情報は、2022年11月当時のIndeedの平均値や当社顧客データベース情報、調査データに基づきます。

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