芸能人に出演依頼をするには|依頼メールの例やテンプレートをご紹介
芸能人をイベントや講演に起用したいと考えたことはないでしょうか。ですが多くの場合、どうやって出演依頼をすべきなのか、そしてそもそもコネクションがない状態で出演依頼ができるのか疑問に思ったかもしれません。
この記事では、そんな疑問に答えるべく芸能人に出演依頼を行う際の基礎知識を解説していきます。後半には依頼メールのテンプレートも記載しているので、ぜひ参考にしてみてください。
イベントに芸能人を呼ぶメリット
まずは、イベントに芸能人を呼ぶことのメリットについて、改めて確認しておきましょう。
メリットを知っておけば、そもそもどういったタイプの芸能人に出演依頼をすべきかの選定基準にできるばかりか、イベントの費用対効果などの説明を行う際に話を通しやすくなります。
イベントに適した客層の集客効果を高められる
芸能人をイベントに呼ぶことの大きなメリットの一つとして、集客効果を高められる可能性があるという点が挙げられます。
芸能人は、売り出す際に特定のイメージ戦略に則っている場合がほとんどです。例えば、真面目である、子煩悩である、美容に詳しい、といったイメージが挙げられます。
そして芸能人には、そのイメージに魅力を感じたファンがついています。熱心な固定ファンもいれば、「無料で会えるなら会ってみたい」「ちょっと見てみたい」という浮動的なファンもいます。
イベントに芸能人を呼ぶことで、これらのファンに興味をもってもらい、出演してもらわなかった場合と比べ、集客に対する効果を高められる可能性があるのです。
加えてイベントイメージに合致した芸能人を呼ぶことができれば、例えば「子育て中である」「美容に興味がある」といった、集客したいタイプの客層を集中的に集客できる可能性もあります。
イベントと客層との親和性でさらに盛り上がる
特定のイメージをもった芸能人をイベントに呼ぶことができれば、そのイメージに引かれている特定の属性をもったファンを多く集客できる、というのは前述のとおりです。
そしてイベントそのものの内容とファン層がしっかりと合致していれば、イベント自体が大きく盛り上がることになるでしょう。
そうすれば、「芸能人のファンだったので来場した」という人に対して、「イベントそのものやイベント運営会社、またはPRしたい商品のファンになる」という変化を起こすこともできる可能性があります。
話題の人であれば多様なターゲットにリーチできる
基本的に芸能人をイベントに呼ぶのであれば、その芸能人のファンであると想定される特定の属性をもったユーザーをイベントに呼びたい、というケースがほとんどでしょう。
ですが、「誰でも、どんな人にでも参加してほしい」というタイプのイベントもあるはずです。
そういったイベントの場合は、特定の客層を抱えているタイプの芸能人ではなく、「今話題になっている人」「今、人気が急上昇している人」を呼ぶことも効果があります。
なぜなら「今話題の人」には、前述した芸能人のファンの特性のうち「ちょっと見てみたい」という浮動的なファンが多いためです。いわゆる話題のものが気になるというタイプの人が、特定の属性に関係なく集客できる可能性が高いのです。
すなわち、起用する芸能人を変えることによって、特に属性を絞り込まず多様なターゲットにリーチすることもできるというわけです。
タレントの画像を使用したイベント告知も可能に
通常、タレントの写真を使ってLPやチラシを制作する場合、肖像の利用などを含めた「広告契約」が必要となります。
広告契約では、売り出し中のタレントや比較的費用が安い方でも、1クール(およそ3ヶ月=13週間)で300万円程度の契約金が必要となります。人気のあるタレントなら、その倍以上の700万円を超えるケースも珍しくありません。
ですが、イベントにタレントを呼ぶことができれば、利用範囲は無制限ではないものの、広告契約なしで「イベント告知」という形でタレントの肖像を使用できます。
例えば、前述した売り出し中のタレントであればイベント1回の出演費用は50万円程度、人気タレントであれば150万円ほどです。
「自社名+タレント写真」が掲載されたチラシを1クール広告配信する場合と、「イベント主催である自社名+出演タレント写真」が掲載されたイベント告知を配信した場合では、似た効果が期待できつつ金額的には大きな差が生じるのです。
イベントプロモーションに限った話ではありますが、このようにイベント告知にタレントの肖像を使用できるという点は覚えておいて損はないメリットではないでしょうか。
SNSやメディアを通じたプロモーション効果もあり
多くの芸能人は、いまやSNSなどで多くのフォロワーを抱えており、ある意味ではインフルエンサー的な立ち位置の方も存在しています。
ある芸能人がイベントに出演が決定した場合、出演者本人のインスタグラムやTwitterなどのSNS上で、出演告知をしてくれる場合があります。また、そういった出演告知も含めてのイベント出演契約を結ぶこともあるでしょう。
あるいは、その芸能人の人気度合いやイベントとの親和性などが話題になれば、メディアの取材を受ける場合もあります。
また、注目度が高いタレントが出演する場合、テレビ局やWebメディアが集まり、イベントを取り上げたコーナーを放送したり、記事を掲載したりしてくれます。
例えば、朝の情報番組の映画紹介コーナーで人気アイドルが出演する映画を特集する、Web記事で今話題の芸人が声優に挑戦したアニメを取り上げる、といった具合です。
特別な宣伝費用をかけずにSNSで集客できたり、メディアへ露出したりできる可能性もあるのです。
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依頼の基本は問い合わせのメールフォーム
実際に芸能人に出演依頼を行いたいのなら、多くの場合はメールを使って依頼することになると思います。
基本的には、依頼導線としてメールフォームが用意されていることがほとんどです。かなり形式化されているので、それほど悩むことはないでしょう。
ですがメールフォームでの依頼時には少し気をつけたい点もあるので、この項で確認していきましょう。
芸能事務所の依頼欄から送信
出演してほしい芸能人が選定できたら、該当する芸能人が所属する芸能事務所のホームページにアクセスし、ページ内のお問い合わせや依頼欄からメールを送ることになります。
そういったお問い合わせや依頼欄には、メールフォームが設置されている場合が多いでしょう。
そこに要件の内容を選択したり、件名や本文を記載する箇所があるので、基本的にそれらに従って記載すれば問題ないはずです。
フォーマット化されており、メールというよりもアンケート回答のように感じられるケースもあります。人気事務所であれば、ユーザーからの膨大な依頼問い合わせがあるため、依頼種別に管理しておきたいためです。
なお、自由記述する箇所が設置されていることも多いので、当記事後半にあるメールの文章例についても知っていて損はないでしょう。
返信がない場合も多い
芸能事務所は基本的に非常に忙しく、またメールそのものが膨大に送られてきているものである、と認識しておきましょう。
そのため、メールを送っても返信がなく無反応という場合も多いのです。
そのため、特定の芸能人に絞って「この人に絶対に出演してもらうのだ!」と決め打ちをするよりも、何人か候補を上げ、同時に依頼しておくことをおすすめします。
また、何人かに並列して出演依頼をしている場合は、誰か出演者が決まった時点で、依頼メールを送っていた事務所に対して「出演者が決まったので、先日の依頼は無視してもらいたい旨」の連絡をしておくと、無用なトラブルを減らせてより安全です。
事務所からの返信がなくとも、自分からの依頼メールへの返信という形で送っておけば確認しやすく、相手方が混乱する可能性を少なくできます。
ただし、問い合わせフォームから依頼を送った場合で連絡を無視されていたなら、特に追加連絡の必要はないでしょう。メールがツリー化されないため、「どの依頼に対して、無視してOKの連絡なのか」という照合に相手方の手間をかけさせてしまうためです。
出演依頼メールの例
ここからは、実際の出演依頼メールの例について紹介していきます。
テンプレートも記載しておきますので、出演依頼を行う際に参考にしてみてください。
簡潔に読みやすくするのが基本
まずは、出演依頼メールに対する基本的な考え方をご紹介します。
- 簡潔に依頼内容を伝えることを意識する
- 件名で依頼の種別が判断できると好ましい
- 日時や会場など、スペック的な要件を記載する
- イベントの目的はどんなものか
- イベントではどういった役割や立ち位置を担ってほしいのか
- 出演依頼の料金
上記をもとにメールを作成するとよいでしょう。
また、あまり長くなってしまうことは避けるべきですが、可能であれば「なぜその芸能人に出演してほしいのか」という理由を、熱意を込めて記載しておくのもよいでしょう。
「その人でなければならない理由」があるはずで、その熱意は伝えておいても損はないためです。
依頼メールのテンプレート
ここでは、前述した出演依頼メールの基本的な考え方を盛り込んだ、テンプレートを用意しました。
出演依頼メール作成の最初の一歩として利用しつつ、ぜひ自社に合わせた内容にブラッシュアップし、コピー用原本として手元に残しておいてください。
件名:(依頼内容)
本文:
〇〇様(宛名)
株式会社××、△△部の□□と申します。
突然のご連絡、誠に恐縮でございます。
さてこのたび、弊社主催の◆◆というイベントを開催する運びとなりました。
つきましては、貴殿にご出演のお願いをいたしたくご通知いたしました。
イベント概要:(どんな目的で開催するどんなイベントか)
日程:(タレントの稼働時間は何時〜何時で想定しているか)
会場:(郵便番号と都道府県、可能であればGoogleMAPのURLも貼り付け)
稼働内容:(どの立ち位置で何をしてもらうのか、具体的であればあるほど良い)
依頼料金:〇〇円
過去のゲスト:〇〇
ご出演のご検討を頂ければ幸いです。
取り急ぎ、ご出演のお願いまで。
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芸能人やタレントを起用することは、話題性が生まれる・商品・サービスの好感度がUPするなどのメリットが多数あります。
起用する芸能人やタレントを決めた後、所属事務所にスケジュール調整やギャラなどのさまざまな条件を交渉して契約した後、当日の撮影に臨みます。当日も芸能人のアテンドから控室の用意など気を使うことが多いのも事実です。このように個人で芸能人を広告に起用することは、いくつものハードルをクリアする必要があり、かなりの労力を使います。
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