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【アーティストマネージャーのなり方】学歴や資格などは必要なの?

歌手やバンドなどの活動をサポートする仕事が、アーティストマネージャーです。音楽業界の職業として、多くの人が思い浮かべるでしょう。

ここでは、アーティストマネージャーのなり方を解説します。アーティストマネージャーを目指したい人、なり方が分からない人は参考にしてください。

アーティストマネージャーのなり方

まずは、アーティストマネージャーのなり方を説明します。学歴や必要な資格について取り上げます。

学歴は関係ある?

アーティストマネージャーになるには、学歴はさほど関係ありません決められたルートがあるわけでもないので、幅広い人々が挑戦できる職業になります。

ただし、アーティストマネージャーになるには、芸能プロダクションやレコード会社などの採用試験に合格することが必要です。高校、大学、短大、専門学校のいずれかを卒業すれば、採用試験を受験でることが多いですが、一部の大手芸能プロダクションでは「4年生大学卒業」「経験者採用」という求人を出すこともあります。

しかし、大多数の芸能プロダクションでは、学歴は重視されなさそうです。意欲のある人に対して、幅広く門戸が開放されています。

アーティストマネージャーに必要な資格は?

アーティストマネージャーになるために、必要な国家資格などはありません。ただし、アーティストの送迎などに、車を運転することが多くあります。普通自動車免許は取得しておきましょう。

アーティストマネージャーには、特別な学歴や資格が必要ないわけですが、総合的な人間力は必要です。担当するアーティストや仕事の関係者は”人”です。そのため、コミュニケーション力や気配りなどを含めた、人間力が要求されます。

また、アーティストマネージャーの仕事は多忙を極めます。売れているアーティストを担当すれば、特に業務量が多くなるでしょう。体力も一般の方以上に必要なことが考えられます。不規則な生活が続くことが予測されるため、健康には留意しなければなりません。

特別な能力を身につける必要はありませんが、人間力や健康には人並み以上に気をつけられる方がアーティストマネージャーに向いているでしょう。

アーティストマネージャーの仕事内容

ここからは、アーティストマネージャーの仕事内容を紹介します。アーティストマネージャーの仕事は、次の3つです。

スケジュール管理

担当するアーティストのスケジュール管理は、アーティストマネージャーの仕事です。人気のアーティストとなれば、楽曲のリリースや歌番組の出演、コンサートなど多くの仕事を抱えることでしょう。

多くの仕事を抱えるアーティストであれば、アーティストマネージャーに高いスケジュール管理能力が求められます。

1日に現場を掛け持ちするようであれば、移動時間や移動手段を考慮した上でスケジューリングが必要です。送迎時はアーティストが、待ち合わせ場所に遅れないように事前の連絡を入れるなど、細かな管理も重要です。

また、あらかじめ決定した予定に穴をあけないように、担当アーティストの体調管理にも気を配ります。現場でアーティストの体調が優れなくなったら、さっと上着やホッカイロを出すなど、とっさの気配りができることも大切です。

また、アーティストにとって喉は命のため、喉飴やマスクといった対策グッズを常備するといいですね。

1日単位だけではなく、中長期的にアーティストが活躍できるようにスケジュールを考えることもアーティストマネージャーの大きな仕事です。

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営業活動

担当するアーティストの営業活動も、アーティストマネージャーの重要な仕事です。アーティストマネージャーが行う営業活動は「仕事の獲得」「ギャラ交渉」「話題づくり」になります。仕事の獲得はアーティストだけではなく、アーティストマネージャー自身の報酬につながる大きな仕事です。

さらに、事務所の利益につながることですから、仕事の獲得にはエネルギーを注ぐことになるでしょう。具体的には、レコード会社にアーティストのプロフィールやCDを持ち込んで、売り込みをかけたり、オーディションへの参加を申し込んだりします。

まずは、担当アーティストの売り込みをかけて仕事を獲得していき、実績を積めば仕事のオファーが多くなります。
ギャラの交渉は大手レコード会社や事務所に所属すると、ギャラ交渉の専門部署が担当することがあります。そうでなければ、ギャラ交渉もアーティストマネージャーが行います。

仕事獲得と同様で、
アーティストの市場価値を客観的に判断して、適正価格で交渉をします。マネージャー自身の報酬に関わることですので、毎回、真剣勝負になります。

また、担当アーティストの話題づくりもポイントです。多くの人々に知ってもらうには、何かしらの話題が必要です。ドラマの主題歌やテレビCMのテーマソングなどに楽曲を使ってもらえるよう、働きかけるのもアーティストマネージャーの重要な仕事になります。

話題性が高まれば、仕事の依頼も増えていきます。

アーティストのメンタルケア

アーティストマネージャーの大事な仕事に、担当アーティストのメンタルケアがあります。アーティストに人気が出るかどうかは、いいイメージがあるかどうかが重要です。

そのためには、アーティスト自身が日々、明るく振る舞うでしょう。仕事の関係者にも、気を遣って接することもあります。

そのため、アーティスト本人に大きなストレスがかかることも考えられます。
アーティストの様子を察して、相談に乗ったり愚痴を聞いたりすることも大切です。

担当アーティストが常にいいパフォーマンスができるように、アーティストマネージャーは精神的なケアを行います。

ときには担当アーティストのスケジュールを調整して、休日を設けることも必要でしょう。仕事のマネジメントだけではなく、メンタル面のマネジメントもアーティストマネージャーにとって大切な仕事です。

アーティストマネージャーのやりがいを感じるとき

ここまでの内容を考えると、「アーティストマネージャーは大変だな…」と不安に感じるかもしれません。しかし、大変さだけではなくその分、大きなやりがいを感じることも多いです。アーティストマネージャーのやりがいを感じるときの例を挙げると、次の3つがあります。

担当のアーティストが成功したとき

アーティストマネージャーとして駆け出しの頃は、新人アーティストやこれから売り出していきたいアーティストを担当することがほとんどです。

アーティストの知名度が低いこともあり、仕事の獲得に苦労する可能性もあります。マネージャーとしての経験も少ないため、ギャラ交渉もうかくいかないこともあるでしょう。そのような時期を乗り越えて、アーティストが成長していく姿をみられるのは、大きなやりがいです。

実績を積んで、世間が認めるアーティストになれば、マネージャーとしても誇らしいでしょう。アーティストマネージャーは、仕事の成果が目にみえて分かります。ですので、でやりがいを感じやすいです。

担当のアーティストに頼られたとき

どのようなアーティストも、苦労する時期を体験するのがほとんどです。前述の通り、大変な時期を共に過ごしながら、その分成功した時の喜びは大きいものです。

担当アーティストと常に一緒にいるマネージャーは、苦楽を共にできるのがやりがいです。信頼関係が強くなると、アーティストはマネージャーを頼りにします。ささいなことでも相談してきたり、報告したりするのでマネージャーとしても嬉しくなるでしょう。

担当アーティストに頼られれば、マネージャーの仕事に責任感も出てきます。頼られることもやりがいにつながります。

色々な人と出会うことができる

アーティストマネージャーの仕事は、多くの人と出会います。アーティストマネージャーになるまでは、テレビの向こうの世界と思っていた人々に会うことが可能です。誰もが憧れるような世界で働けるのは、アーティストマネージャーの醍醐味でしょう。

また、表舞台だけではなく裏舞台を覗けるのもアーティストマネージャーの醍醐味です。楽曲の完成やライブが行われるまでなど、途中過程を見ることは一般の方ではなかなかできません。非日常的な体験ができるのは、アーティストマネージャーだからこそです。

アーティストマネージャーとして大切なこと

アーティストマネージャーには、特別な資格や学歴は必要ありません。しかし、仕事をする上で大切なことがあります。ここでは、アーティストマネージャーとして大切なことを取り上げます。

アーティストと本気で向き合う

アーティストマネージャーとして、担当アーティストに本気で向き合うことは重要です。アーティストの将来を真剣に考えて営業したり、日々の様子を察知して最善の対応をしたり…。

アーティストのことを一番に考えた行動は大切です。アーティストのイメージを損なう仕事は断る勇気も必要です。ときには、担当アーティストと意見の食い違いなどで衝突することもあるでしょう。

しかし、どのように成長して欲しいかを真剣に話して、方向性をまとめることも大切です。アーティストマネージャーは、アーティストのことを本気で考えた行動を常にとることが求められます。

コミュニケーションは積極的にとる

担当アーティストを中心に、仕事に関係する人々とは積極的なコミュニケーションも大事です。仕事を得るには、レコード会社や芸能プロダクションとの信頼関係が必要になります。信頼関係を築くには、もちろんコミュニケーションが大事になるわけです。

常に自分から話しかけることを意識して、信頼関係を築いていきましょう。コミュニケーション能力は、学校ではなく社会経験で身につけるのが効果的です。

学生であればアルバイトやサークル活動、転職してアーティストマネージャーを目指すならば現職でコミュニケーション能力を身につけてください。色々なところに身を置き、経験を積むことで徐々にコミュニケーション能力が培われます。

スケジュール管理を徹底する

アーティストマネージャーの仕事でもある、アーティストのスケジュール管理は徹底する必要があります。担当アーティストが人気者になったり、複数のアーティストを担当したりするとオフの日も心が休まらないかもしれません。

アーティストが人気者になっても、今後の戦略を考えて営業活動をこなします。現場同行や送迎など、業務多忙になるでしょう。
アーティストに関して、全てを管理しますのでアーティストマネージャーは昼夜問わず多忙です。

しかし、その一つ一つのスケジュールをしっかりと管理していけるかは、アーティストマネージャーの能力にかかっています。広い視野に立ってスケジュールを管理することが大切です。

アーティストマネージャーになりたいけど不安で踏み出せない…。

アーティストマネージャーの仕事は、やりがいも厳しさもあります。例えば、「芸能事務所やレコード会社に応募するのはハードルが高い」「芸能界は厳しい、大変」と言うイメージを持つ人も多いでしょう。そのため、アーティストマネージャーになりたいけれど、踏み出せないと考えるかもしれません。

また、「マネージャーの仕事を実際にみてみたい」と思う人もいます。そんな人におすすめのサービスがあります。

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