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アスリートのキャスティングがイメージUPにつながる理由とは?

企業の宣伝広告や商品などにアスリートが写っていると安心、誠実といった印象を受ける方は多いようです。しかし、どうして企業のイメージが良くなるかは詳しく把握していない方も多いのではないでしょうか。

この記事では、企業がアスリートをキャスティングする事で得られる具体的なメリットや、おすすめできるキャスティング代行会社についてもご紹介します。

アスリートをキャスティングしたい場面

アスリートのキャスティングを検討する際は、起用先としてイベントや商品の広告、講演会などが考えられます。身体能力を活かしたイベント以外にも、アスリートの知名度や人生経験などを活用することで、さまざまな場面で起用を検討できます。

イベントにアスリートをキャスティング

スポーツイベントに有名アスリートが登場すると、会場のテンションは一気に上がることが予想されます。イベント内で技術指導やデモンストレーションなどを実施することを企画・告知することで、来場者数の増加も見込めます。

企業が主催するイベント以外でも、個人やサークルなどが依頼者としてアスリートをキャスティングすることも可能です。

依頼する代行会社にもよりますが、キャスティングできる競技種目は陸上、水泳、スキー、スケートなど多岐にわたります。特に知名度のある競技であれば、高い確率で複数のキャスティング候補を見つけられます。

なお、野球やサッカー、バスケットボールなどの団体競技であればチーム単位でキャスティングを依頼できる場合もあるようです。

広告にアスリートをキャスティング

スポーツ用品や健康食品などの広告にアスリートをキャスティングできれば、商品の知名度や売上アップが見込めます。

有名なアスリートを起用する際は、出来るだけ高い広告効果を得る目的から、全国規模で広告を打ち出すことが一般的です。宣伝対象とするメディアも、テレビ・新聞・雑誌・インターネットなど幅広く使うと一層効果的です。

もちろん契約料や広告費は高くなるので、有名アスリートを起用するのは大手企業であることがほとんどです。大幅な売上アップを実現しないと支出分を回収するのが難しく、大規模な増産に対応できる人員や設備も必要になってくる点が主な理由です。

広告費を抑えたい、もしくは応援したい人物がいる時などには、アマチュアやキッズアスリートをキャスティングするケースもあります。

プロをキャスティングするよりも契約料が安価であり、広告の範囲も地域単位に限定して実施することが多いので、広告費を抑えやすいメリットがあります。

ただし、有名アスリートを起用するよりも売上アップや、会社の知名度向上といった効果はどうしても低くなります。デメリットを補う手法として、アスリートの出身地に広告を出して町単位で応援してもらう、あるいは将来的に知名度が上がりそうな人をキャスティングするといった方法があります。

講演会にアスリートをキャスティング

アスリートの方による講演会も多く開催されています。スポーツの専門家であるアスリートは体づくりの技術だけでなく、メンタル面においても一流であることがほとんどです。

一つの物事に取り組み続ける思考法や、コーチ・監督の方であれば組織をまとめ上げる方法など、学生や社会人向けに役立つテーマで公演を実施しているアスリートは数多くいます。

講演というイベントの性質上、各競技で有名なアスリートがキャスティングを受け付けているケースが多いようです。知名度や実績がある人ほど依頼費用は高い傾向があり、相手側が多忙で依頼できないことも少なからずあります。

しかし、条件が合えばオリンピック・パラリンピック出場経験者を招待する事も充分可能であり、実現できた場合はイベントに参加した学生や社員のモチベーション向上が見込めます。

誌面インタビューにキャスティング

雑誌の誌面にアスリートをキャスティングすることもよく行われます。

ひとつの競技の道を極めた一流アスリートへのインタビューは、アスリートの今までの経験から得られた教訓や普段どんなことを考えて練習に臨んでいるのか、将来の夢など、プレー中の姿からは知ることができない考え方や心の内を知ることができる滅多にない機会です。

そのため、普段は雑誌を購読していないユーザーに対しても、アスリートのファンであるという理由で雑誌を読んでもらえる可能性があります。

また、アスリートと異業種の人物の対談企画を組むことで、目玉企画としてアピールできます。

アスリートの対談相手にカリスマ経営者や一流アーティストなどをキャスティングできれば、何かを極めた人だけが知る境地の共有から化学反応が生まれ、分野を超えて広く活かせる教えに満ちた味わい深い対談が実現するかもしれません。

出張授業にキャスティング

近年は、アスリートを小学校や中学校の特別講師としてキャスティングすることが盛んに行われています。その道を極めたアスリートの高い技能に触れ、目標に向かって努力していることや気を付けていることなどを直接聞ける機会は、子供たちにとって大きな贈り物になるでしょう。

実際の事例では、アスリート向けサプリメントの製造・販売やスポーツイベントの企画・運営を行う会社では、プロアスリートを小学校に招いて出前授業を行っています。

コンセプトは、「走る」「投げる」といった「基礎体力および技術力の向上」と、トップアスリートによる実演を通じた「スポーツ競技への憧れや興味を引き出す」というものです。

全学年を対象に、アスリートやプロトレーナーによる実技指導や講演会、専門家による食育など、スポーツに関する多面的な催しを年間10~20回程度実施しています。

出張授業はスポーツの裾野を拡げる効果が期待できるとともに、開催する企業にとっても本業の宣伝効果やブランドイメージの向上といったメリットが見込めるため、将来の購買層を育てる点でも効果的な宣伝手法です。

アスリートをキャスティングすることで得られる効果

一般のイベントや広告などにアスリートをキャスティングすると、広告活動や売上などの面でさまざまな変化や効果を得られます。アスリートに対する世間的なイメージや知名度を活かして、企業の集客力や知名度、売上を向上させることができます。

アスリートの堅実さが商材のイメージアップにつながる

アスリートの方は、世間一般から堅実で頼れるイメージを持たれていることが多い存在です。商品やサービスの広告やイメージキャラクターとしてアスリートがキャスティングされていると、アスリートが認めた商材としてイメージアップにつながります。

また、広告をきっかけに商材を認識、購入する顧客も増える事が見込まれるので、売上向上につながります。

宣伝対象がサプリメントやスポーツ用品であると、アスリートをキャスティングすることで商材の品質や安全性に説得力を持たせることができます。紙媒体だけではなく、ECサイトや自社ホームページでアピールすると、より効果的です。

アスリートのキャスティングには新鮮さがある

スポーツ系以外のイベントにアスリートをキャスティングすると、人選に対して意外性や新鮮味を感じて来場する人が増えやすくなります。

競技外のアスリートを見る事はほとんどの人にとって珍しく、競技中には見えない意外な一面が出てくる可能性もあります。人によっては芸能人よりも身近な存在として感じやすく、来場者にとって驚きや楽しさのあるイベントになる事が見込めます。

キャスティングしたアスリートのファンに訴求することができる

知名度が高いアスリートをキャスティングした場合、アスリートのファン層に対して強く訴求することで宣伝効果を拡大できるメリットもあります。

アスリートには有名芸能人と同じように、熱烈なファンがいる事が多くあります。商材やイベントの広告塔としてアスリートを起用すると、ファンを顧客として取り込むことができ、売上増加や知名度向上につながるメリットがあります。

商品の存在を知らない、興味が薄い人でも、アスリートが商品パッケージや広告に写っていることで購入を決断するパターンも考えられます。

イベントにゲストやインストラクターとしてキャスティングする場合も、イベントのメインの客層とは別に、アスリートに会う目的で来場するファンが増える事が見込めます。

イベントが盛り上がる

イベントの開催を考えるとき、主催者はイベントが盛況のうちに終えることを願うことでしょう。イベントに旬のアスリートをキャスティングできれば、絶大なインパクトを与えることができ、間違いなくイベントが盛り上がります。

体づくりや競技への取り組み方などの技術的な話しや、モチベーションの維持やスランプの克服法といったメンタル面のケアについてアスリートから直接聴ける機会があれば、イベントの参加者も必然的に増加するでしょう。

また、サプライズゲストとしてキャスティングすれば、突然登場するアスリートの姿に観客の目は釘付けになり、イベントのヤマ場として会場は大いに湧くことでしょう。

アスリートをキャスティングするときのポイント

アスリートをキャスティングすることでさまざまなメリットが得られることは間違いありませんが、有名だからといった理由でただ闇雲に選べばよい訳ではありません。ここでは、キャスティングを誤らないためのポイントを2つご紹介します。

キャスティングの目的を明確にする

キャスティングしたいアスリート候補の調査に入る前に、キャスティングの目的を明確にしておくことが大切です。キャスティングする目的が定まっていないと案件に適合したアスリート像が描けないため、候補の選定が進みません。

また、キャスティングできたとしても、当日のプログラムがうまく組めないといった支障が出る可能性もあります。

たとえば、企業がアスリートをキャスティングする目的が、自社や商品の認知拡大を図りたいのか、それともイメージアップを狙いたいのかによっても、キャスティングするアスリートの候補が変わってきます。

認知拡大のためのキャスティングであれば、知名度が高く誰もが知っているアスリートであることが第1条件です。広告を見た人にインパクトを与え、「この選手が出ているのならこれから流行りそう」と思わることができれば目的は達成です。

一方、イメージアップのためのキャスティングであれば、何よりもまず好感度を重視した人選を心掛けましょう。したがって、知名度は抜群でもダーティなイメージがある選手よりも、誰からも好かれるような爽やかで感じの良い選手をキャスティングしましょう。

ターゲットを明確にする

キャスティングの目的の明確化とともに、ユーザーのターゲットを明確にすることも重要です。ターゲットの明確化はキャスティングするアスリートを選ぶ際の基準にもなります。

単に有名だから、凄い選手だからという理由だけで選んでしまったり、見当はずれの人選をしてしまったりするとミスマッチが起きてしまい、当初想定した宣伝効果が期待できません。

たとえば、ランニングシューズのCMに、有名で強いからというだけで柔道の金メダリストをキャスティングしても広告効果が上がらないことは容易に想像がつくでしょう。

ランニングシューズを使用する人の年齢層や生活スタイル、想定される使い方からターゲットを正確に設定する必要があります。ターゲットが明らかになれば、商品であるランニングシューズを履いてトレーニングに励む姿がイメージにふさわしく、かつターゲットの支持が高いアスリートをキャスティングします。

実際に走っているシーンをCMに採り入れれば、高い宣伝効果が期待できるでしょう。

アスリートのキャスティング費用相場

成功すれば大きな宣伝効果が見込めるアスリートのキャスティングですが、キャスティングするにあたって具体的にどれくらいの予算が必要になるのでしょうか。

ここでは、アスリートのキャスティングにかかる費用の相場について、誰もが知っていて、かつ世界で活躍している選手に絞ってご紹介します。

一流選手でも、CMのギャランティは300万円〜1億円程度とかなりの幅があります。

傾向としては、オリンピック出場選手よりも野球・サッカー・ゴルフなどのプロ選手に高いギャランティがつくこと、これまでの実績よりも現時点での活躍度がギャランティに反映される特徴があります。

年功序列など無縁の実力勝負の世界で、かつ活躍が報酬に直結するアスリートほどキャスティング価格が高くなる点は、世間で抱かれているイメージと大きな乖離がないため、キャスティングする上でも非常に分かりやすい仕組みです。

アスリートをキャスティングする上での注意点

広告やイベントなどにアスリートをキャスティングする際は、起用を検討しているアスリートが試合中の悪質行為やドーピングなどで問題になっていないかを慎重に確認する必要があります。

アスリートを起用する時は、クリーンな印象を重要視したいでしょう。起用した後に問題が発覚したり、契約期間中に不祥事を起こしたりすると、企業や商材の大きなイメージダウンにつながります。

結果として商材の売上が下がったり、講演会に来場する人数が減ったりする可能性が高くなります。

もちろん、アスリートの悪質行為やドーピング問題などは頻繁に起こらないことです。しかし、問題が起こった時に予想されるリスクが大きいので、キャスティング候補の選定や関係各所に対する確認は必須です。

また、リスクを最小限に抑えるために、アスリートとの契約内容も何度も見直すようにしてください。

アスリートのキャスティングは難しい? 

アスリートをキャスティングしたいと思っても、「どこに連絡を取るべきか」と迷う方は多いのではないでしょうか。芸能人であれば芸能事務所に連絡するとすぐにわかりますが、アスリートは連絡先自体が分からない場合がほとんどです。

一般の人が直接キャスティング交渉を行う事は困難なので、基本的にはキャスティング業務の代行会社を利用する事をおすすめします。

アスリートのキャスティングは代行会社に依頼することがおすすめ

一般の依頼者とアスリートを仲介する存在として、キャスティング代行会社があります。起用したい有名人の選定と紹介、キャスティング交渉などを依頼者に代わって行うことを主な業務としています。

一般的な代行会社の場合、依頼者側は企画内容や開催日時、希望のアスリートの競技種目などを代行会社へ伝えます。そうすると、希望内容に沿ってリストアップされたアスリートを紹介してもらう事ができます。

キャスティング候補者を決めたら、依頼者側は企画自体の質を上げることに専念できるようになります。交渉や契約に関する手続きは代行会社に一任する事ができます。

アスリートのキャスティングを検討する時は、当然ながらアスリートのキャスティングを得意とする代行会社を探して依頼するべきです。

実際に探してみると分かることですが、近年は代行会社の数が増えています。会社によっては芸能人やモデルを専門とする所も多くあるので注意が必要です。

キャスティング代行会社に依頼するメリット

キャスティング業務を代行会社に依頼する場合、アスリートやスポンサー企業との交渉や契約手続きなどは代行会社が実施します。

依頼者側は起用を希望するアスリートの競技種目と人格的なイメージ、企画内容を伝えるのみで、煩雑な手続きを省きながら企画内容に沿ったアスリートを探してもらう事ができます。

代行会社によっては企画内容から最適な人選を考えてくれたり、企画の質が高くなるようにアドバイスをしてくれたりする所もあります。

当日の運営もサポートしてくれる代行会社がほとんどなので、企画・運営に不慣れな方でも安心してアスリートをキャスティングすることができます。

ただし、企画内容や人選のイメージなどは依頼者が決めることが一般的です。もし不安がある場合、問い合わせ時点で確認することをおすすめします。

キャスティング代行会社なら『ヒーローキャスティング』

アスリートのキャスティングに特化した代行会社は少なく、起用目的や種目によっては最適な人材が見つからないことも考えられます。しかし、国内各地からアスリートを探せる大手代行会社であればさまざまな依頼に応えられる見込みも高くなります。

そこで今回は「ヒーローキャスティング」という大手キャスティング代行会社についてご紹介していきます。

ヒーローキャスティングとは

ヒーローキャスティングは2008年創立のキャスティング代行会社であり、創立以来から約12,000件以上のキャスティング実績を持つ会社です。

日本の各地に自社スタッフを配置することで、地方各地からの依頼に応える取り組みを実践している事がヒーローキャスティングの特徴です。

アスリートから芸能人、各種専門家などジャンル別に専門部署を構築しているので、多彩なジャンルの有名人をキャスティングできるという強みを持っています。

ヒーローキャスティングのアスリートのキャスティング事例

ヒーローキャスティングが実際にアスリートをキャスティングした事例を2つご紹介します。

まず1つ目は、有名な柔道アスリートを某映画PRイベントにキャスティングした事例です。イベントにはアスリートのご家族も登場しており、当日は大盛況でした。

なお、起用したアスリートが主にTVメディアから注目を集める人選だった事がプラスに働き、イベント翌日も幅広く情報が拡散されました。

そして2つ目は、元有名陸上選手を企業の講演会にキャスティングした事例です。当日は現役時代の出来事や、当時考えていたこと等を主題として講演が実施されました。

身体的、精神的に高いコンディションを保ちながら日々努力し続けるという点で、アスリートとビジネスマンは類似していると考えた事から講演の主題が設定されたようです。

自然と聞き入るような語り口と、講演を通して選手の人柄が伝わってくる素敵な時間となりました。

《ヒーローキャスティングへのお問い合わせはこちらをクリック!》

アスリートをキャスティングしてみましょう!

アスリートをキャスティングする際は代行会社へ依頼するのが一般的です。イベントや広告などに起用すると、アスリートの持つ堅実な人柄が前面に出て、企業や商材自体にも良い印象を持たれやすくなります。

クリーンな印象が重要になるので、競技中の悪質行為やドーピング等は事前に必ず調査した上で依頼先を決める必要があります。

とはいえ、アスリートのキャスティングに特化している代行会社であれば大きなトラブルが起こる可能性は相当低いといえます。

本記事で紹介した起用方法や代行会社を参考にして、イベントや講演などにアスリートをキャスティングしてみましょう。

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